和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年10月28日(水)

青い矢羽根の道しるべ設置 和歌山県内の太平洋岸自転車道

沿岸の道路に設けられた矢羽根形の道路表示(和歌山県白浜町で)
沿岸の道路に設けられた矢羽根形の道路表示(和歌山県白浜町で)
 自転車のツーリングを楽しんでもらうため、和歌山県内の沿岸道路で、ルートを示す青い矢羽根形をした道路表示の設置が始まった。和歌山市―千葉県銚子市をつなぐ太平洋岸自転車道(延長約1400キロ)のナショナルサイクルルート(NCR)指定に向けた取り組み。

 NCRは、ソフト・ハード面から一定の水準を満たす日本を代表する自転車道として国が指定する制度。国土交通省と太平洋に接する各県などでつくる推進協議会が昨年9月から、太平洋岸自転車道NCR指定に向けて取り組み、要件を満たすように通行空間をつくる整備を進めている。

 和歌山県内のルートは323キロ。利用者が迷わずに走れるよう、車から自転車の通行空間が分かるように、すべてのルート(自転車歩行者専用道路11キロは除く)に矢羽根形の道路表示を100メートルごとに設ける。

 5月上旬から設置を始めた。また、すべての分岐地点110カ所には、昨年12月から案内看板や路面表示を設置している。それぞれ7月末までの完成を目指す。

 県は以前から、独自に和歌山を「サイクリング王国」としてPRする取り組みを進めており、すでにある「サイクルステーション」や「サイクリストに優しい宿」などを活用して、指定を目指すという。