和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年11月30日(火)

斜面に淡いピンクの花 古座川でササユリ見頃

山の斜面に約500本のササユリが群生している(14日、和歌山県古座川町西川で)
山の斜面に約500本のササユリが群生している(14日、和歌山県古座川町西川で)
 和歌山県古座川町西川でササユリ(笹百合)が淡いピンク色の花を咲かせている。

 西川にあるバス停留所「船原」付近。山の斜面に約500本が自生している。ここはササユリの名所になっていて、毎年この時季になると見物の人が訪れる。近くで暮らす新田新太郎さん(90)と和平勝至さん(80)が草刈りなどの手入れをしている。

 和平さんによると、この場所にはかつては千本近くのササユリがあったが、イノシシに球根を食べられて数が減ったという。

 和平さんは「今年は雨が少なかった影響で、花が咲き始めるのが例年より1週間ほど遅く、花が小さい。今週末頃までは咲いていると思う」と話した。 

 ササユリは、本州中部地方以西から四国、九州の山地やススキ原に分布するユリ科ユリ属の多年草。日本の固有種で、細長い葉がササに似ていることが名前の由来になっている。