和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年08月14日(金)

地元の木材触れてみて 事業者が日高振興局に製品寄贈

地元の木材を使った製品を贈呈した「木づかいどうしの会」の山田誠一代表(左)と受け取った日高振興局農林水産振興部の小川文明部長=御坊市湯川町で
地元の木材を使った製品を贈呈した「木づかいどうしの会」の山田誠一代表(左)と受け取った日高振興局農林水産振興部の小川文明部長=御坊市湯川町で
 日高地方産木材の活用促進につなげようと、関係事業者らが、スギやヒノキを使った家具やおもちゃなどを製作した。来庁者らに製品に触れてもらおうと、県日高振興局(御坊市湯川町)へ作品を寄贈した。

 管内の森林組合や企業、自治体などでつくる組織「木づかいどうしの会」の他、日高木材協同組合、紀中森林組合、太陽福祉会、「川漁師なおべ」がそれぞれ作品を製作した。

 今回贈呈されたのは、スギの調湿性能を生かした掲示板、ヒノキを使った長いす、スギやヒノキで作ったおもちゃ、漁具の「うなぎもどり」など。

 製品の引き渡し式がこのほど、振興局であった。木づかいどうしの会から山田誠一代表と各製品の製作者らが出席。振興局を代表して、農林水産振興部の小川文明部長が山田会長から目録を受け取った。

 小川部長は、管内でスギやヒノキの生産量が増加している一方で、地域での消費が進んでいない現状に触れながら「地域産材を使った木材製品の実物に触れてもらう機会があればと考えた。頂いた製品を大切にし、木材製品のファンを増やして、地元の林業と木材産業の活性化につなげたい」と話した。

 寄贈された家具やおもちゃは庁内で展示する。振興局林務課によると、製品は公共機関などで導入できるよう推進していくという。