和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月20日(金)

体罰・不祥事根絶を宣言 和歌山県高体連

宮崎泉県教育長(左)に「体罰・不祥事根絶宣言」を手渡す県高校体育連盟の雑賀敏浩会長=10日、和歌山市で
宮崎泉県教育長(左)に「体罰・不祥事根絶宣言」を手渡す県高校体育連盟の雑賀敏浩会長=10日、和歌山市で
 昨夏、和歌山県立高校の校内でラグビー部監督が飲酒した上、部員に暴力を振るった事件などを受け、県高校体育連盟(雑賀敏浩会長)は10日、「和歌山県の高校スポーツ界から体罰・不祥事を根絶する」という「体罰・不祥事根絶宣言」をした。また、体罰した本人だけでなく、それを止めなかった関係者にも対応を取る県独自ルールを設け、同日施行した。

 昨年7月、県立高校ラグビー部の校内合宿中、監督が飲酒した上、部員の頭を踏みつけるなどをしてけがをさせ、懲戒免職となった。校内に酒を持ち込んで一緒に飲酒した上、事後対応が不十分だった部長は停職1カ月の懲戒処分となった。

 県高体連はこの事件など、体罰がなくならないことを重く見て、私立を含む加盟全高校の43校4分校に、体罰・不祥事を起こさない▽予見や現認した時は直ちに止める▽聞いたときは直ちに報告する―という「体罰・不祥事根絶宣言書」を送付。校長や運動部の顧問らが署名した。

 県高体連は10日、その総意として、和歌山市の県自治会館に宮崎泉県教育長ら、県教育委員会関係者を招き、決意表明をした。