和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年09月23日(水)

コロナ陽性のまま4人退院 国の基準満たし和歌山県内

和歌山県庁
和歌山県庁
 和歌山県は16日、新型コロナウイルス感染症で入院した患者のうち、国の基準を満たしたとして5人の退院を発表した。一方、退院前にPCR検査したところ、4人が陽性だった。退院した人には2週間の自宅待機を求める。

 男性1人は15日、男性3人と女性1人の計4人は16日に退院した。

 国の基準では、検査をしなくても、「発症日から10日間経過、かつ症状軽快後72時間たてば退院できる」としている。

 県は、国の基準に従う一方、退院後の感染拡大予防につなげるため、独自に退院前に1回は検査することにしている。今回は5人に対し、15日に検査したところ、女性1人は陰性だったが、男性4人は陽性だった。

 県内で、陽性のまま退院となったのは、7月2日の男性が初めてで、それ以来となる。

■ 新たな感染確認なし

 県は16日、新たな感染確認はなかったと発表した。5人の退院により、現在の入院患者は15人となった。

 12日に感染が発表された女子生徒が通う和歌山市内の中学校について、接触の可能性がある同級生59人と教職員5人を検査したところ、全員の陰性が確認された。

 一方、入院中の40代女性は当初は状態が安定していたが、重症化し、15日から酸素投与を始めたという。