和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年09月18日(金)

2020夏 高校野球和歌山大会 熊野、粘り届かず 桐蔭に1―5

熊野―桐蔭 熊野は3回1死満塁から、丸山の中犠飛で三塁から久保が先制のホームを踏む(24日、和歌山市の紀三井寺球場で)
熊野―桐蔭 熊野は3回1死満塁から、丸山の中犠飛で三塁から久保が先制のホームを踏む(24日、和歌山市の紀三井寺球場で)
熊野VS桐蔭テーブル
熊野VS桐蔭テーブル
 県高校野球連盟主催の「2020 夏 高校野球和歌山大会」(紀三井寺球場)は24日、2回戦3試合があった。昨年夏の和歌山大会でベスト4の熊野は、桐蔭に1―5で敗れた。25日に予定していた2回戦3試合は雨天中止。同日から30日に予定されていた試合は順延となり、休養日になっていた31日も試合をする。8月1日以降の日程は当初の予定通りになっている。

【24日】
●第3試合(2回戦)
熊野
 001 000 000―1
 000 122 00×―5
桐蔭

 〔熊〕久保、下岡―太田寛〔桐〕坂口、竹田―花田

 降雨で1時間5分の中断があったが、熊野は3回1死一、二塁から、青木の左前打で満塁の好機をつかむと、3番・丸山が中堅へ犠飛を放って先制。その後は押し出し死球で4回に追いつかれ、5回にスクイズなどで逆転され、リードを広げられた。

 9回は、先頭の太田寛が右中間に弾き返し、続く堀、多禰の連続四球で満塁の見せ場をつくったが、後続なく無得点に終わった。



 試合後、3年生で捕手の太田寛は「9回の場面は、粘って出塁することを心掛けて外の直球をたたいた」と話した。2年生で先発投手の久保、救援した1年生の下岡に対しては「リードがうまくできず、僕の力不足だった」と反省した。

 試合前日には学校で、新型コロナ対策のため球場で演奏できない吹奏楽部員が野球部員を送り出した。選手が打席に立つ際に使うため用意していた、1人1人に合わせた曲を演奏した。別の日には、Kumanoサポーターズリーダー部員がチアダンスで激励したという。

 太田寛は「みんなの声援に励まされた。演奏には感動した。頑張って勝とうと思った」と振り返り、「小学校1年生から野球をしてきたが、12年間支援してくれた人に感謝したい」と話した。

 観客席では、スタメン出場の2年生、遊撃手の關矢舜の兄で大学3年生の光佑さん(20)が観戦した。野球部のOBで大学でも投手として野球を続けている。

 新型コロナの影響で大学での練習ができないため、6月に帰省して高校生と一緒に練習に取り組み、時には投手役を務めたり助言をしたりした。観客席では保護者とともに、共に汗を流してきた部員のプレーを見守った。

●第1試合(2回戦)
 和歌山東8―2橋本

●第2試合(2回戦)
 有田中央6―2和歌山北

●26日の予定(2回戦)
第1試合(午前9時)
田辺―紀北農芸
第2試合(正午)
慶風―串本古座
第3試合(午後3時)
新宮―箕島

●27日の予定(2回戦)
第1試合(午前9時)
智弁和歌山―南部
第2試合(正午)
笠田―市和歌山
第3試合(午後3時)
新翔―貴志川