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2019年05月27日(月)

『クレしん』『コナン』『キングダム』音楽ファンを広げる映画主題歌

「ハルノヒ」あいみょん
「ハルノヒ」あいみょん
『クレヨンしんちゃん』『名探偵コナン』『キングダム』など、GW 映画の主題歌の好セールスが続いている。各動向をまとめると、映画のヒットにともなう音楽ファン層の広がりも見えてくる。

■映画の主題歌が多数上位にランクイン

 5/20 付の「週間デジタルランキング(単曲)」では、6 位に「ハルノヒ」(あいみょん)、10 位「Wasted Nights」(ONE OK ROCK)、16 位「BLUE SAPPHIRE」(HIROOMI TOSAKA)と、いずれもゴールデンウィーク直前に公開された映画の主題歌が上位にランクインした。

【写真】『クレしん』イベントでピースで笑顔のあいみょん

 各作品の累積DL 数をみると、「ハルノヒ」は配信開始から約1ヶ月半で10 万DL 超えという勢いを見せている。また、「Wasted Nights」も10 万DL を超えており、「BLUESAPPHIRE」も約1 ヶ月で5 万DL超えと好調に推移している。さらに、ストリーミング数も順調に伸びており、それぞれ808.4 万回、1144.5万回、364.4 万回を記録。それぞれの週間ランキングの推移をみても、配信開始以来、常に上位をキープしている。

■映画における音楽の存在感が強まっている

 なお、映画の興行収入は、5 月13日の興行通信社の発表によると、『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』(東宝)は累計動員623 万人、興収79 億円を突破する大ヒットを記録。また、『キングダム』(東宝/ ソニー)も累計動員303 万人、興収40 億円を突破しており、『映画クレヨンしんちゃん』も3 週連続でTOP5 入りするなどいずれも好調だ。

 映画興行、主題歌ともに大きな成功を収めている要因の1 つにはやはり改元を挟む大型連休の影響が挙げられるだろう。それ以上に重要なのが3 作品ともに、映画のために書き下ろされた曲である点だ。

 登坂は、「ストーリーの世界観、各登場人物の内に秘めた想いなどをテーマに楽曲を制作しましたので、観ている人達の心に疾走感を与えられたらと思っています」とコメントを寄せ、Taka(ONE OK ROCK)は「曲のイメージを作るために完成前の映画を観させていただき、その規模感に感動しました。“壮大さ”、“ビッグアンセム”をテーマに楽曲を作り、試行錯誤を重ねていった」とも語っている。 また、あいみょんは、「今回のテーマが「家族の愛」と聞いて、野原一家の誕生の物語を楽曲で描けたら」とコメント。これらからは、いずれも作品に対して誠実に向き合ったことを強く感じさせる。その結果、アーティストファンはもちろん、親子連れなど、普段はあまり積極的に最新楽曲を追っていないような劇場の観客にも主題歌が広く受け入れられたのだと思われる。そして、そうした観客たちが鑑賞後に楽曲を視聴しているため、ダウンロードやストリーミングでのロングヒットに繋がっているのだろう。

『君の名は。』のビッグヒット以降、映画における音楽の存在感が強まっており、いわゆる“音楽映画”のヒットも目立つ。こうした傾向なかで強く感じさせるのが、主題歌や劇伴が“脚本”の一部となり、さらには“キャスト”の一員となり、映画作品のなかに存在している点だ。音楽と映画の美しい関係性から生まれた「ハルノヒ」、「Wast ed Ni ght s」、「BLUE SAPPHIRE」の3 曲。たとえ映画が興行を終えたとしても、ストリーミングを中心にロングヒットとなっていきそうだ。

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