和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年09月22日(火)

ビーチスポーツの聖地へ フライングディスク大会誘致で協定

協定を結んだ和歌山県の6市町の首長らと日本フライングディスク協会の師岡文男会長(前列左から2人目)と、朝日健太郎議員(前列左端)=4日、和歌山県田辺市新庄町で
協定を結んだ和歌山県の6市町の首長らと日本フライングディスク協会の師岡文男会長(前列左から2人目)と、朝日健太郎議員(前列左端)=4日、和歌山県田辺市新庄町で
 南紀エリアスポーツ合宿誘致推進協議会を構成する和歌山県の6市町と県西牟婁振興局が4日、日本フライングディスク協会(師岡文男会長)と「スポーツを通じた地域振興に関する協定」を結んだ。白良浜(白浜町)や扇ケ浜(田辺市)などの砂浜や周辺施設を活用した国際大会を誘致し、ビーチスポーツの聖地にしたいという。

 昨年6月、フライングディスク競技の一種であるビーチアルティメットのアジア・オセアニア選手権が白良浜で開かれた。田辺、みなべ、上富田、白浜、すさみ、串本の6市町などで構成する推進協が日本協会と協力して大会を誘致し、10の国・地域から約700人が参加した。

 今回の協定は、南紀エリアの恵まれた環境を活用し、さらに大きな規模の世界大会を誘致することが目的。

 締結式が4日、田辺市新庄町のホテルであり、師岡会長と元バレーボール・ビーチバレー選手の朝日健太郎参議院議員、6市町の首長やその代理の教育長、西牟婁振興局の新谷幹雄局長が参加し、協定書に署名した。

 協定に基づいた「共同宣言」も発表した。世界大会の誘致活動をするほか、ビーチアルティメットの全日本大会を南紀エリアで継続して開催すること、その他のスポーツによる地域振興を相互に協力して図ることを宣言している。

 全日本大会は、本年度内に白良浜で開く予定。来年度以降は白良浜以外の砂浜にもコートを設けるなど規模を大きくしたいという。

 「広域連携によるスポーツを通じた地域活性化への取り組み」をテーマにした師岡会長と朝日議員の講演もあった。師岡会長は「日本に大きな大会を呼べなかった現状を広域連携によって打破できる」、朝日議員は「ビーチスポーツとワーケーションを合わせた南紀モデルを皆さんとつくりたい」と語った。