和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月22日(火)

梅の収穫控え「もう少し雨が欲しい」

雨不足のため、パイロットではスプリンクラーでかん水する畑も見られる(16日、和歌山県みなべ町西本庄で)
雨不足のため、パイロットではスプリンクラーでかん水する畑も見られる(16日、和歌山県みなべ町西本庄で)
 本格的な梅の収穫時季を前に雨不足が続いており、梅の実の肥大のためにも、生産者やJAは「もう少し雨が欲しい」と願っている。和歌山県みなべ町内のパイロット園地などでは、農家がかん水する光景も見られる。

 JA紀州が同町谷口に設置している気象ロボットのデータによると、待望の雨だった14日の降雨も、降水量は5ミリだった。5月の降水量は1日の7・5ミリが最高で、あとは6日と14日の5ミリ、7日の0・5ミリだけで合計18ミリにとどまっている。4月の降水量は97ミリ。

 「降り過ぎだった」(JA紀州)という昨年の5月は331ミリで、1~14日の合計は281ミリだった。

 3月1日~5月12日の積算降水量は、平年(過去10年平均)で300ミリくらいだが、今年は200ミリくらいで100ミリほど少ない。

 パイロットに畑がある同町西岩代の農家男性(70)は「今年は雨が少なく、14日に降るまでは何回かかん水した。朝晩気温が低いこともあり、肥大は遅れ気味な感じがする。もう少しまとまった雨が欲しい」と話す。同町西本庄の農家男性(65)も「いま、一番雨が欲しい時でかん水している。14日の雨もまだまだ少ない」と話す。