和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年11月28日(土)

「AEDシート」で準優勝 全国家庭クラブ発表大会で熊野高校

学校家庭クラブ活動の部で準優勝したKumanoサポーターズリーダー部の3年生
学校家庭クラブ活動の部で準優勝したKumanoサポーターズリーダー部の3年生
 第68回全国高校家庭クラブ研究発表会の学校家庭クラブ活動の部で、熊野高校(和歌山県上富田町朝来)のKumanoサポーターズリーダー部が、産業教育振興中央会賞(準優勝)を受賞した。


 高校家庭クラブの生徒が毎年、日頃の活動成果を発表したり、交流したりする全国規模の大会。全国7ブロックの代表が出場する。開催地は毎年持ち回りになっている。発表大会は二つの部があり、サポーターズリーダー部は今大会学校家庭クラブ活動の部の近畿ブロック代表として出場した。

 6、7日に富山県民会館(富山市)で開かれる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になった。そのため今回は、プレゼンテーションの内容を写真と音声付きのスライドショーにして大会本部に送り、ウェブで審査を受けた。

 受賞したのは、自動体外式除細動器(AED)を使う際に、患者の体が周囲から見えないように覆うことができる「AEDシート」の開発や作成の活動についてで、これまでの地域の人との絆づくりなども発表した。

 シート作りは半年前から取り組んでおり、消防署で聞き取ったことを参考に製作。布は水をはじく性質の素材で、心臓マッサージで手を置く場所やAEDパッドを貼る位置をワッペンで示している。

 部長の3年生、中田紗奈さん(18)は「まさか賞を取れるとは思っていなかった。頑張って作ってきたものなのでうれしい」と笑顔で話した。

 サポーターズリーダー部の活動は、別の大会でも評価を受けた。オンラインでこのほど開かれた「SDGs Questみらい甲子園」の関西大会(関西実行委員会主催)で、大日本住友製薬賞を受賞した。

 みらい甲子園は、高校生による持続可能な社会を実現するための解決策となる「SDGs(持続可能な開発目標)アクション」のアイデアを募ったコンテスト。関西、北海道大会がそれぞれ新型コロナの影響で延期していたため、両エリアの合同大会がオンラインであった。

 1次審査を通過した北海道10チーム、関西12チームが参加し、プレゼンテーション動画による審査を受けた。オンライン上では、受賞チームの発表や参加校同士の討論、交流会があった。

■神島も「みらい甲子園」 梅のPR活動で

 神島高校(田辺市文里2丁目)の商品開発プロジェクト「神島屋」も、地元特産品の梅や世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」をPRする活動で、「みらい甲子園」関西大会に参加し、参加校と交流した。