和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年07月25日(日)

「お寺カフェ」が人気 講話や歓談楽しむ

「お寺カフェ」で北條一穂住職(中央奥)の話を聞く参加者=和歌山県上富田町朝来で
「お寺カフェ」で北條一穂住職(中央奥)の話を聞く参加者=和歌山県上富田町朝来で
 和歌山県の上富田町社会福祉協議会が、高齢者らの憩いの場としてボランティアに呼び掛けて開いている「まちかどカフェ」で、同町朝来の妙道寺(北條一穂住職)での「お寺カフェ」が人気を呼んでいる。参加者は北條住職(67)の講話や、菓子を食べながらの歓談を楽しみにしている。

 まちかどカフェは高齢者の孤独死を防ぐなどの目的で2014年に始まり、現在は35カ所ある。ボランティアの運営で月1回ほど、参加者が町内会館などで茶や菓子を囲んでおしゃべりを楽しんだり、遠足に出掛けたりしている。

 町社福協によると、1回につき十二、三人が参加しており、18年度は延べ5636人が参加。カラオケや健康マージャンを楽しむカフェ、昼食を出すカフェもあるが、寺で開催しているのは妙道寺だけという。

 15日のお寺カフェには上富田町や田辺市、白浜町から25人が参加。本堂に並べられたいすに座り、北條住職の旬の話題を交えた人生についての講話に聞き入った。その後、参加者同士で菓子や果物、コーヒーを味わいながら、世間話に花を咲かせた。