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2021年07月25日(日)

高齢者が自動ブレーキを体験 田辺署が試乗会

安全運転サポート車の自動ブレーキを体験する参加者(和歌山県田辺市中万呂で)
安全運転サポート車の自動ブレーキを体験する参加者(和歌山県田辺市中万呂で)
 和歌山県警田辺署はこのほど、田辺市中万呂の県自動車運転免許第二試験場で、安全運転サポート車の試乗会を開いた。地域の高齢者約30人が参加し、自動ブレーキなどの機能を体験した。

 この日は、老人会「万呂寿会連合会」(初山茂会長)のメンバー約30人が参加した。安全運転サポート車は、同市下万呂の田辺スズキ販売が協力した。

 試乗会ではまず、田辺署交通課の大江澄享課長(39)が管内の交通事故の発生状況を説明。3月以降3件の死亡事故が発生し、いずれも高齢者が亡くなっていることを挙げて、「今まで事故に遭っていないから大丈夫だろうと思わず、今後もきちんとルールを守って安全運転に努めてほしい」と呼び掛けた。

 その後、参加者は前方や後方の障害物を感知して自動で止まる「衝突被害軽減ブレーキ」を、車の助手席に乗って体感。万呂寿会連合会の初山会長(83)は「ぶつかる寸前でしっかり止まってくれたので、事故の予防になると思う。一度でも事故を起こすと家族にも迷惑が掛かる。安全運転に気を付けたい」と話した。