和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年08月20日(火)

温州ミカン収穫量 和歌山県が15年連続1位

15年連続で収穫量が全国トップになった和歌山県内産温州ミカン
15年連続で収穫量が全国トップになった和歌山県内産温州ミカン
 近畿農政局は16日、2018年度の和歌山県内産温州ミカンの収穫量が15万5600トンで、15年連続で全国トップになったと発表した。ただ、面積の減少や台風被害などで、同じ表年だった16年度産より5500トン(3%)少なかった。

 ミカンは豊作傾向の「表年」と、不作傾向の「裏年」を繰り返す特性がある。

 表年だった16年度の県内産収穫量は16万1100トンで、裏年の17年度は天候の影響で、記録がある1971年度以降最少の14万4200トンとなった。2018年度は17年度に比べると1万1400トン(7・9%)増えたが、16年度よりは減り、ここ10年では3番目の少なさとなった。

 農政局によると、果実数は17年度よりかなり多かったが、夏の高温少雨でやや小玉傾向となった。収穫量が16年度より減った主な理由は、秋に続けて襲来した台風20号、21号による倒木や枝折れ、落果などの被害、収穫を目的にした面積「結果樹面積」の減少など。18年度の結果樹面積は06年度の7640ヘクタール以降、毎年減少し7010ヘクタール。生産者の高齢化による廃園などが理由という。