和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年10月30日(金)

災害時に燃料を供給 すさみ町と串本署が協定

協定書に署名する、和歌山県すさみ町の岩田勉町長(右)と串本署の﨑口忠署長=8月31日、和歌山県すさみ町周参見で
協定書に署名する、和歌山県すさみ町の岩田勉町長(右)と串本署の﨑口忠署長=8月31日、和歌山県すさみ町周参見で
 和歌山県のすさみ町と串本署は8月31日、警察車両への燃料の供給に関する協定を結んだ。災害時など、町内で活動する警察車両に町が保有する燃料を供給する。

 町では、災害に備えた危機管理対策として同町周参見に防災センターを建設し、自家用の給油施設も整備。ガソリンなどの燃料を備蓄しているほか、同町江住にも給油所を整備している。

 協定により、災害などで給油が不可能な場合、町内で活動する警察車両が備蓄燃料の供給を受けられるようになるという。

 31日、同町周参見の町総合センターで調印式があり、岩田勉町長と﨑口忠署長が協定書に署名した。

 岩田町長は「町としても、警察としても、町民を守るというのは一番の大きな責務。両者が協定を結べたことは大変ありがたい。今後はこの協定をスムーズに運用できるよう、体制を整えていきたい」と述べた。また、﨑口署長は「集中豪雨や巨大地震が紀南地域で発生すれば、すさみ町も甚大な被害を受ける恐れがある。燃料の供給を受けることができれば、多数の部隊が救助活動に従事できる。今回の協定を住民の安心、安全につなげていきたい」と話した。

 同署では、串本町とも同様の協定を結んでいる。