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2020年09月20日(日)

新種のビフィズス菌、元五輪選手の腸内から発見 元サッカー選手・鈴木啓太が代表の企業AuBが発表

発見された新種のビフィズス菌「AuB-001」を発表した鈴木啓太氏 (C)ORICON NewS inc.
発見された新種のビフィズス菌「AuB-001」を発表した鈴木啓太氏 (C)ORICON NewS inc.
 サッカー元日本代表の鈴木啓太が代表を務めるAuB(オーブ)は2日、世界初となる元オリンピック選手の腸内環境(腸内フローラ)から、ヒトに有効な新種の腸内細菌(ビフィズス菌の菌株)「AuB-001」を発見したことを発表した。同社第一号となる新種の腸内細菌で、すでに国際特許として出願済みだと報告した。

【画像】発見された新種のビフィズス菌「AuB-001」

 都内で行われた記者説明会では、「AuB-001」は、バランス調整菌(善玉菌)と知られる「ロンガム種」のビフィズス菌の中でも高機能で新しいDNAを持つ菌株。サッカーやラグビー、陸上など28種目のスポーツ選手700人以上の便を集め、腸内環境を解析する中で、特徴的な腸内環境である元五輪選手に着目。その中から、特異的な腸内細菌を見つけ出し、分析を続けた結果、新種のビフィズス菌であることがわかった。

 「AuB-001」は増殖(発酵)する際、果実や海藻に含まれる糖質の一種で、甘味料としても食品や飲料に配合されている「ソルビトール」を利用する。これまで「ソルビトール」を利用して増殖する能力(ソルビトール資化能)を持つ、ロンガム種のビフィズス菌は世界で発見されていなかった。

 3つの大きな特徴として、1つは、ソルビトールを栄養源(エサ)にできる、特異なビフィズス菌である点。加えて、糖を分解する(エサにする)過程で、免疫機能を整える酢酸を、一般的な同種の菌より11倍も産生すること。さらに、耐酸性に優れていることから、胃で死滅する一般的なビフィズス菌と異なり、腸まで生きて届きやすい性質であると伝えた。

 そして今回、世界中で身体に有効な腸内細菌の発見を進める中、健康的な腸内環境であるアスリート、オリンピアン由来の新種菌を見つけ出したことは、世界初(同社調べ)だそうで、今後は、新菌をベースとした商品開発、販売のほか、菌そのものを素材として提供する法人向けビジネスにも乗り出していくと発表した。ヒトに有効なビフィズス菌ロンガム種であることから、飲食品や健康食品、医薬部外品、医薬品などへ幅広く応用できるものとして、今後、人体への安全面を検証する。

 代表を務める鈴木は、栄養士の母親に幼少のころから「人間は腸が一番大事」「便を見なさい」と言われながら育ったことで、腸内環境の重要性を認識し、サッカー選手の現役時代から「腹でコンディションを整えてきた」と告白。身体能力に優れ、日々のトレーニングや食事・睡眠管理をするアスリートの腸内環境は一般人と異なり健康的だという。

 アスリートの腸内細菌を研究する同社は2015年10月の設立以来、サッカーやラグビー、陸上など28種目のスポーツ選手700人以上の便を集め、腸内環境を解析。選手には、オリンピックの金メダリスト、海外の一流クラブやJリーグに所属するサッカー選手、プロ野球選手などトップアスリートが名を連ねている。採取した便からDNAを採取し、腸内細菌の集団(腸内フローラ)を解析して、そのデータをもとに各大学など研究機関と腸内フローラがヒトにもたらす効果を解明する研究をしている。

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提供:oricon news