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2019年06月25日(火)

アルツハイマー病治療への新アプローチがNIAから高額助成を受ける

アルツハイマー病治療への新アプローチがNIAから高額助成を受ける

AsiaNet 78770 (0868)


【リサーチトライアングルパーク(米ノースカロライナ州)2019年5月20日PR Newswire=共同通信JBN】
*T3D Therapeuticsが軽度から中度のアルツハイマー病患者を対象にしたPhase 2 PIONEER試験で国立老化研究所から複数年900万ドルの助成金受ける

アルツハイマー病(AD)の新しい経口投与治療T3D-959の開発に従事する臨床段階の薬品開発会社、T3D Therapeutics(以下、「同社」と表記)は20日、代謝に焦点を絞った新規AD治療薬であるT3D-959の第2相臨床試験に対し、国立衛生研究所(NIH)の一部である国立老化研究所(National Institute of Aging、NIA)から4年間で総額900万ドルとなる見込みの助成金をこのほど受け取ったと発表した。

このPhase 2 PIONEER試験(脳の緊急治療と代謝回復を介したアルツハイマー病の神経変性の抑制と克服のための有望治療)は2020年前半に患者への投与を開始する見込み。PIONEERは二重盲検、プラセボ制御、パラレルグループ第2相安全性・有効性試験で、軽度から中等度のアルツハイマー病患者の成人最大252人までを登録することが期待される(MMSE 16-26)。PIONEERは、3つの異なる用量のT3D-959またはプラセボのいずれかを24週間投与される対象を登録する。

同社最高経営責任者(CEO)のジョン・ディズベリー博士(http://cogrx.com/cognition-therapeutics-leadership/ )は「この補助金供与は、アルツハイマー病には固有の代謝欠陥を改善することが極めて重要であり、探求を必要とするほとんど未解明の治療法はわれわれが脳の慢性的拒食症とみる疾患であるアルツハイマー病を治療するためのT3D-959の潜在的可能性の証であるということを認めたものだとみている。NIAの支持と、T3D-959の支柱となる科学に対しわれわれの仲間が示してきた自信を本当に光栄に思っている」と語った。

UsAgainstAlzheimer'sの会長兼共同創設者であるジョージ・ブランデンバーグ氏は「患者や家族に対するアルツハイマー病の莫大で増大する影響を考えると、有望な後期臨床段階治療のより大きくより多様なポートフォリオを開発し、厳密に評価することが緊急に必要である。われわれがアルツハイマー病を効果的に治療するという国内目標を近い将来に達成しようとしているのであれば、T3D Therapeuticsからのこの研究を含む第2相試験へのNIAの支援は称賛され、拡大されることになる」と述べた。

Glaxo/Wellcomeの元CEO兼会長であるロバート・イングラム氏は「NIA/NIHおよびその査読システムは、この新しいアプローチの論理とT3D-959プログラムの優れた科学を支持していることを称賛されるべきである」と語った。

T3D Therapeuticsの最高医療責任者でデューク大学メディカルセンター神経学名誉教授、Alzheimer's AssociationのZenith Award受賞者であるウォーレン・ストリットマッター医学博士は「私は長期にわたりAD患者を治療しているが、最近の多くの医薬品開発失敗により希望を失い、有効な治療法がない介護者や患者のフラストレーションを直接目の当たりにした。今回の補助金は、彼らに新たな希望を与える有望な新治療法に対して大きな支援を提供する。ADは、異常な脳代謝から生じるとの認識が広がっている。T3D-959は、最終的にアミロイド斑、タウタングル、炎症、そして最も重要なことには認知症を生じさせるように見えるそれらの代謝経路を標的としている」と述べた。

PIONEERはNIAにより助成金ナンバー「R01AG061122」として支援されている。

▽T3D Therapeutics, Inc.について
T3D Therapeutics, Inc.は株式非公開のノースカロライナ州リサーチトライアングルパークに本拠を置く企業である。同社は、T3D-959、その主要製品候補、および構造的に関連した分子のプラットフォームに対する独占的ライセンスを持っている。T3D Therapeuticsの使命はアルツハイマー病と軽度認知障害の治療のためにT3D-959を開発・商品化することである。T3D-959は、ADおよび他の神経変性疾患に存在するグルコースおよび脂質代謝機能不全を改善するように設計された、小分子の経口送達される脳透過性PPARデルタ/ガンマ二重核受容体アゴニストである。

詳細な情報はhttp://www.t3dtherapeutics.com/ を参照。

▽投資家問い合わせ先  
John Didsbury, Ph.D., CEO
T3D Therapeutics, Inc.
1-919-237-4897
Email: info (at) t3dtherapeutics (dot) com

ソース:T3D Therapeutics, Inc.



プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/201905206559
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