和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年01月18日(月)

スタンプラリーに延べ3万人応募 みなべ町商工会のコロナ対策

抽選作業をするみなべ町商工会青年部の役員(9日、和歌山県みなべ町で)
抽選作業をするみなべ町商工会青年部の役員(9日、和歌山県みなべ町で)
 和歌山県みなべ町内の飲食店や商店などを利用してスタンプを集めると、現金や商品券などが当たる「みなべのやにこいスタンプラリー」の最終回の抽選が9日にあった。今回は延べ約1万7千人が応募。全3回の抽選の応募は延べ約3万人あった。単純計算で、少なくとも約7500万円の売り上げにスタンプラリーが関わった。継続を望む声もあり、主催の町商工会青年部は第2弾を計画している。

 新型コロナウイルスで落ち込む地域経済の活性化を図ろうと企画した取り組み。事業費は商工会青年部や女性部、商工会の予算に加え、町の補助を受けて取り組んだ。ラリー参加の事業所で、500円の買い物ごとにスタンプが1個もらえる。1店舗で最大4個(2千円分)押印でき、2店舗以上計5個のスタンプを集めると応募できる。1人何回でも応募が可能で町外の人も参加できる。実施は1回目(6月)、2回目(7月)、3回目(8月1日~9月4日)に分けて期間ごとに抽選し、景品を用意した。

 3回目の応募数は延べ1万7380人で1回目の2894人、2回目の1万63人より多く、3回で3万337人となった。3回目の応募のうち、町外の人は2214人で、2回目の約4・5倍に増えた。町外のうち県内は近隣市町を中心に2057人、県外は近畿圏など157人だった。

 抽選は青年部役員で行い、3回目は現金5万円をはじめ、商品券や各事業所の景品など422人に贈る。

 町内では新型コロナ対策として、商工会がプレミアム商品券を販売し、町による1人1万円の商品券の配布もあったため、商品券の利用も多かった。

 商工会によると、応募1人当たり2500円分と計算して延べ人数を掛け合わせると、スタンプラリー事業が少なくとも約7500万円の売り上げに関わったことになるという。

 青年部の楠谷和弘部長は「利用者や参加店舗の皆さんに感謝したい。プレミアム商品券や町による商品券、国の給付金などとタイミングを合わせて実施できたことがよかった。継続を要望する声も多く、早ければ年内にも第2弾をと考えており、皆さんに楽しんでいただけるように企画したい」と話す。