和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年12月03日(木)

コロナ禍で活用できるアイデア続々!全国の高校生から募集した​「保存食アイデアレシピ」と「食品ロス解決策」の最優秀賞が決定 第2回「食のアイデアコンテスト」結果発表​



『こころ、からだ、文化』を統合して学び、社会の変化に柔軟に対応できるスペシャリストを養成する人間総合科学大学(埼玉県さいたま市、学長:久住武)では、ヘルスフードサイエンス学科にて、高校生を対象に食のアイデアを募集する「第2回 食のアイデアコンテスト」を実施し、その結果を発表しました。人間総合科学大学のヘルスフードサイエンス学科では「人間の総合理解」を基盤に、食育から食の安全・安心、食品・食材に関するリスク管理など、食産業での総合マネジメントまでの知識・技術・実践力を持つ、社会に求められる人材を養成しています。




《コロナ禍で考える「保存食レシピ」「食品ロス解決」のアイデア》


 総務省が発表した5月の家計調査(2人以上世帯)で、消費支出に占める家庭内食(内食)の比率が24.3%と、比較可能な2000年以降で過去最大となりました。また、新型コロナウイルスの流行で、外出自粛や休業が広がった影響により外食産業は大幅に縮小、食材のフードロスも深刻化しています。
 一方、巣ごもり需要により家庭調理のニーズは大幅に高まっており、日々の食卓の栄養バランスやバリエーションも課題の1つです。
 そこで今回の「食のアイデアコンテスト」では「保存食材を使った簡単アレンジレシピ」「家庭で食品ロスを減らすには?」の2テーマで、2020年6月~7月まで全国の高校生からそれぞれアイデアを募集、人間総合科学大学の教員が審査し、受賞作品を決定しました。


※「食のアイデアコンテスト」は、テーマに沿ったアイデアを全国の高校生に考えてもらい、応募されたアイデアの中から、最優秀賞、優秀賞、特別賞を決定するものです。
上記2テーマに対し、全国の高校生から212件もの応募をいただき、今年はコロナ禍のおうち時間でも活用できる"食のアイデア"がたくさん集まりました。



《1、保存食アレンジレシピ/最優秀賞は「簡単!時短!おいしい素麺!」》


 今回の「食のアイデアコンテスト」1つ目のテーマは「保存食材を使った簡単アレンジレシピ」です。外出自粛が呼びかけられる中、食材の買い足し回数の軽減にも繋がり、賞味期限切れの心配も少なく家庭ですぐに活用できる「保存食」に着目し、保存食を取り入れたアレンジレシピを募集しました。 
 ご家庭にある保存期間の長い食材(瓶詰・缶詰・保存食など消費期限が3ヶ月以上あるもの)を使用した、(1)簡単(手間がかからない)、(2)便利(買い物に行かず、今、家にあるもの)、(3)おいしい、をふまえ、自宅にある食材で挑戦できるアレンジレシピを高校生に考えていただきました。
 今回、最優秀賞に輝いたのは、静岡県立伊豆総合高等学校3年生の高橋直美さんに応募いただいた「簡単!時短!おいしい素麺!〜アレンジのバリエーション豊富〜」でした。



●「簡単!時短!おいしい素麺!〜アレンジのバリエーション豊富〜」

《材料》
・素麺  1/2束
・あさりの缶詰め  1/2缶
・スライス干ししいたけ  4g
・めんつゆ  大さじ1
・水  200ml
・戻し汁  50ml
・料理酒  大さじ1
・小口ねぎ(冷凍) 適量

※味変(お好みで)
一味・七味・ショウガ・青じそ ・梅肉



《作り方》
(1) スライスした干ししいたけと水を耐熱ボウルに入れ、ラップをし、レンジで2分加熱する。
(2) 鍋に水200mlを沸かし、沸騰したらあさりの缶詰めを汁ごと入れる。
(3) (1)と料理酒を(2)の鍋に入れ、アクが出たら取る。
(4) 別の鍋で素麺を茹でる。
(5) 茹であがったら、お皿に盛り付けスープを入れる。
(6) 最後に小口ねぎを散らす。



《今回のレシピのポイント》

★味変に最適 ★マンネリ化防止 ★素麺の大量消費が可能 ★時短 etc.



◆ヘルスフードサイエンス学科 矢部助教の講評
高橋さんの作品が最優秀賞に選ばれた理由は、
・すべての食材が保存食由来であること、全国どこででも手に入りやすく価格が安いこと。
・タイトルにあるように、簡単時短、片付けまで10分で済むこと。
・アレンジが豊富でそうめん以外でもできそうである点。
どの作品も力作ぞろいで、選ぶのは大変でした。そして、どれもとても美味しそうでした!



《2、食品ロス解決策/最優秀賞は「冷蔵庫に貼る付箋の活用法」》
 さらに2つ目のテーマは「家庭で食品ロスを減らすには?」です。食べ残し、売れ残りや期限が近いなど様々な理由で、食べられるのに捨てられてしまう食品ロス。新型コロナウイルスの影響により飲食店で使用されるはずだった食品が消費されずに、余剰食材として廃棄となってしまうなどの報道も多い一方で、食品ロスの約半数は一般家庭からの排出といわれており、期限切れの食材や食べ残しが増加し、多方向からの「食品ロス」が深刻化しています。
 そこで、このテーマではご家庭で簡単に取り組める「食品ロス」を解決する具体的なアイデアを募集しました。
 今回、最優秀賞に輝いたのは、埼玉県立蕨高等学校3年 成田幸平さんに応募いただいた「冷蔵庫に貼る付箋の活用法」でした。



●「冷蔵庫に貼る付箋の活用法」
《今回のアイデアのポイント》

従来の付箋の使い方は、冷蔵庫の表面に付箋を貼ってしまい、冷蔵庫の中と照らし合わせて見ることができず、探すのが面倒・・・


「しおりのように付箋を挟む!」

冷蔵庫の中と常に照らし合わせて見ることができ、横開き冷蔵庫の場合、その食品のある段に調整して貼ることができるから、どこにあるかわかりやすい。野菜室など引き出し型にも同様に貼ることで、同じ目線で野菜を見ながらメモを見ることができる。ほんのひと工夫でできるので簡単!


◆ヘルスフードサイエンス学科学科長 時光教授の講評

 第1回でも食品ロス削減部門の審査を担当しましたが、昨年より全体的にレベルアップしている印象を受けました。それだけ、食品ロスへの関心が高まっているということ、また、自粛生活の中、保存食もそうですが「食」の問題についていろいろ考えてくれた結果だと思います。
 最優秀賞に選ばれたのは、現実的なアイデアでした。冷蔵庫に付箋を貼るアイデアはネットを検索してもたくさん出ていますが、成田さんは貼る場所や書く内容を自分で実証しながら工夫していたところがとてもよかったです。
 家庭でも真似できる方法なので、皆さんもぜひやってみてください。



※「食のアイデアコンテスト」結果発表の詳細は、下記のHPをご確認ください。
▽結果と最優秀賞の講評
 https://www.human.ac.jp/hf/award.html

▽最優秀賞、優秀賞の作品紹介
 https://blog.human.ac.jp/article/11490/
 https://blog.human.ac.jp/article/11511/
 https://blog.human.ac.jp/article/11523/


「食」を取り囲む環境が変化する中、人間総合科学大学では「食のアイデアコンテスト」の実施により、高校生の「食品問題」に関する意識を高め、外出を控える中でも手軽で美味しい食事を楽しんで頂けるよう取り組んで参ります。

▼本件に関する問い合わせ先
人間総合科学大学 事務局
松本
住所:〒339-8539 埼玉県さいたま市岩槻区馬込1288
TEL:048-749-6111
FAX:048-749-6110
メール:admin@human.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/



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