和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年10月28日(水)

民間でジオツアーを推進 南紀熊野創生機構が会合

南紀熊野ジオパーク推進事業者の認定書を掲げる上野一夫会長(右)と吉田俊久副会長=和歌山県白浜町湯崎で
南紀熊野ジオパーク推進事業者の認定書を掲げる上野一夫会長(右)と吉田俊久副会長=和歌山県白浜町湯崎で
 南紀熊野ジオパークのPRとジオツアーの推進に取り組む民間団体「南紀熊野創生機構」の会合が14日、和歌山県白浜町湯崎の宿泊施設であった。ジオサイト巡りと食事を合わせたツアーの提案を進めるなど今後の活動方針を確認した。

 南紀熊野ジオパーク推進協議会の事業に参加するほか白浜町―新宮市の自治体、団体、企業と連携してジオツアーを組み、旅行会社に売り出す。また、ジオパークや熊野古道などの世界遺産の歴史や自然、文化、食に関する情報を道の駅などと共有し、観光客を迎える体制を整えようと昨年11月に発足した。

 白浜町内を中心に県内の民間団体関係者や自営業者、漁協関係者ら23人が参加。南紀熊野ジオパークガイドの会の上野一夫会長(72)=串本町=が会長を、和歌山東漁協の吉田俊久組合長=串本町=が副会長を務める。

 事務局は「コロナ後を見据え、海岸沿いの道の駅をつなげ、ジオサイトを出発点にジオサイトや世界遺産を訪れる観光客を温かく迎える広域観光地域づくりができれば」としている。

 この日は3回目の会合。事務局担当者が、創生機構が南紀熊野ジオパーク推進協議会からジオパーク推進事業者に認定されたと報告した。出席した別の団体から、来年、ジオツアーを実施する計画があるとの説明もあった。

 ほかに吉田副会長が、先ごろ東京の旅行会社を訪れて地元の受け入れ態勢を説明、現地視察を要請したと話し「積極的にアクションを起こし、次の活動につなげたい」と述べ、参加者に協力を求めた。