和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年07月22日(月)

飛行機、バス、鉄道が連携 利用者に「快適な移動」提供へ

締結式に臨む(右から)JR西日本和歌山支社の伊藤義彦支社長、明光バスの牧洋史社長、南紀白浜エアポートの岡田信一郎社長=20日、和歌山市で
締結式に臨む(右から)JR西日本和歌山支社の伊藤義彦支社長、明光バスの牧洋史社長、南紀白浜エアポートの岡田信一郎社長=20日、和歌山市で
 南紀白浜空港(和歌山県白浜町)を運営する南紀白浜エアポート、明光バス(同)、JR西日本和歌山支社は20日、包括連携協定を結んだ。紀南を訪れた人たちが、より効率的に、楽しんで移動できるような取り組みを考えていく。

 和歌山市で締結式があり、エアポート社の岡田信一郎社長、明光バスの牧洋史社長、JR西和歌山支社の伊藤義彦支社長が協定書に署名した。

 交通事業者同士のいわば「競合相手」が手を携える珍しい事例になる。現在はそれぞれが個別に交通網を展開しているが、連携することで利用者の利便性を高め、紀南の活性化にもつなげたいという。

 3者は今後、外国人客を含む利用者の視点で接続性や情報提供に関する課題の解決策を探る。情報通信技術(ICT)の活用も検討する。

 それぞれの運行ダイヤは決まっているため、いかに目的地までスムーズな移動をするかという点だけでなく、待ち時間をうまく使ってもらえるような情報も提供したいという。食事や観光資源を生かした周遊などを考えている。

 JR西管内で、空港やバスの事業者との連携は初めてという。