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2020年10月26日(月)

【エール】第14週「弟子がやって来た!」振り返り

連続テレビ小説『エール』第14週・第66回より。作曲家志望の青年・田ノ上五郎(岡部大)が古山家にやってくる (C)NHK
連続テレビ小説『エール』第14週・第66回より。作曲家志望の青年・田ノ上五郎(岡部大)が古山家にやってくる (C)NHK
 NHKの連続テレビ小説『エール』(月~土 前8:00 総合ほか※土曜は1週間の振り返り)。昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田正孝)と妻・音(二階堂ふみ)の物語も後半戦。2ヶ月半の休止期間を経て、9月14日より本放送が再開された第14週「弟子がやって来た!」(第66回~第70回:9月14日~9月18日)では、音の妹・関内梅(森七菜)と突然「弟子にしてほしい」と頼みにやって来た青年・田ノ上五郎(岡部大)の“夢と恋の狂想曲”が描かれた。

【写真】『エール』第14週そのほかの場面カット

 ある日、古山家に田ノ上五郎という青年がやって来る。奉公先の水戸で、裕一がつくった「船頭可愛や」や「福島行進曲」に励まされてきた五郎は、裕一のような作曲家になろうと、「弟子にしてほしい」と願い出る。断られても、毎日頼みに来る五郎の熱意に負けて、裕一は五郎を弟子として住まわせることに。

 そこへ、文学の新人賞を受賞した音の妹・梅も上京。執筆活動のために、梅も古山家に住むことになる。ところが、梅と五郎は性格が合わず、梅は五郎に無愛想な顔を指摘されてイライラ。二人の仲を見かねた裕一と音は、歓迎会を開くことに。そこに、佐藤久志(山崎育三郎)が現れて…。自分にまったく関心を寄せない梅にひと目惚れ?

 梅は新人賞の授賞式に出席。晴れ姿を録画するため、五郎が同行する。そこで梅は、16歳でこの新人賞を受賞した幸文子(みゆき・あやこ/森田想)=梅の小学校時代の同級生・結ちゃんに再会。文子は「この場所を譲るつもりないから」と梅にライバル心をむき出しにする。会場で下駄(げた)の鼻緒が切れて転んでしまった梅を見て笑う文子。それをいさめたのは、五郎だった。

 古山家に居候して作曲家を目指す五郎。裕一から作曲のコツを“頭じゃなく心で感じること”と教わり、思いを巡らせて作曲に挑戦する。しかし、曲を書くたびに自分が以前聞いたことがある曲に似てしまって、なかなかうまくいかない。

 一方、二作目の締め切りに向けて、原稿用紙に向き合うが、何も書けない日が続いていた梅は、久志とデートへ。「自分が世間知らずだと思ったから、知らない世界を知るために行った」と話す。デートから帰宅した梅は、下駄の鼻緒が直っていることに気付き、音から、五郎が直してくれたと聞く。下駄のお礼を言いに、梅は五郎のいる部屋へ。二人はそれぞれの創作について話をする。自分を卑下して「私は文学だけでいい」と話す梅に、「本当にそう思ってるんですか?」と問う五郎。その核心をつく問いに、梅は逃げるように部屋を出ていってしまう。

 作曲もできず、梅に余計なひと言を言ったことにも落ち込み、酔いつぶれる五郎。そこへやってきた梅に、五郎は「梅さんが書いた小説が好き」「共感した」と話す。「梅さんには小説を書く才能も人を慈しむ心もある。もっと自分を好きになってほしい」と伝えた。そんな五郎のことが気になってしかたがない梅。誰とは言わずに久志に相談する。フラれたことを受け止めつつ、「それは恋だよ」と教える久志。「心を裸にして、ぶつかるしかない」とアドバイスする。

 一方の五郎は、廿日市に「この世界は才能だ」と現実を突きつけられる。その言葉が胸に刺さり、思い悩んでいるところへ、通りかかった梅。「努力をしても自分はダメだ」と話す五郎に、梅は「五郎さんはダメなんかじゃない」「五郎さんが好き」と思いを伝えた。ところが、自分の才能に見切りをつけ、裕一に弟子をやめると伝え、古山家を出ていってしまう。

 梅は、授賞式で再会した文子との対談にのぞんだ。そこで梅は「豊橋に帰る」と宣言。ふるさとや五郎への思いを素直に語る。そして、梅は必死に探し回って、出ていった五郎を発見。「梅のことは好きだが、自分には何もない」と話す五郎に、「私はあなたを必要としている」と伝える。思いが通じ合い、二人は一緒に豊橋に帰ることに。梅は五郎を関内家の跡継ぎにしようと考え、馬具職人頭の岩城新平(吉原光夫)に認められたら結婚するという約束に。梅の執筆活動は順調に進み、無事に二作目も出版された。

■純朴な青年・五郎役に抜てき 岡部大の起用理由

 五郎役に抜てきされた岡部は、キングオブコント優勝歴のあるお笑いトリオ・ハナコの一員で、コント師として演技力は折り紙付き。制作統括の土屋勝裕氏は、「純朴という言葉が似合う青年であることプラス、まさかこの2人が恋に落ちるなんて?という意外な展開にしたかった。五郎役にふさわしいキャストを探していた時に、岡部大さんにお会いして、弟子入りしたいと願う場面を試しに演じて頂いたのですが、顔を真っ赤にしながら涙を浮かべての迫真の演技に演出陣も納得、その場で出演をオファーしました」と、起用理由を語っていた。

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提供:oricon news