和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年11月01日(日)

味の素バイオファーマサービスとDNDiが皮膚リーシュマニア症治療用の重要な免疫調節剤開発で提携

AsiaNet 85810 (1715)

【大阪(日本)2020年9月29日PR Newswire=共同通信JBN】バイオ医薬品の大手開発製造受託サービスプロバイダーである味の素バイオファーマサービス(Ajinomoto Bio-Pharma Services)(「アジバイオファーマ」、「Aji Bio-Pharma」)は、顧みられない病気の新たな治療法の開発に共同で取り組んでいる患者ニーズ第一の非営利医薬品研究開発組織Drugs for Neglected Disease Initiative(DNDi、顧みられない病気の新薬開発イニシアチブ)と、皮膚リーシュマニア症感染症治療の際の併用療法に使われるCpGオリゴヌクレオチドの供給で戦略的供給パートナーシップを結んだと発表した。同プロジェクトは、グローバルヘルス技術振興(GHIT)基金によってサポートされている。

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同パートナーシップの一環として、アジバイオファーマは、強力な免疫刺激効果を発揮するCpGオリゴヌクレオチドの一種CpG-D35を製造する。CpG-D35は、皮膚リーシュマニア症(CL)合併症や、皮膚病変にひどい損傷や傷跡を残す残存寄生虫感染症であるカラアザール後皮膚リーシュマニア症(PKDL)の化学療法の補助として、患者の先天的免疫反応を刺激するために使用される。

味の素バイオファーマサービス 株式会社ジーンデザインの片岡範康社長は「オリゴヌクレオチドでDNDiと協力し、リーシュマニア症の人々の生活の質を向上させる治療法を開発、提供する取り組みを支援できることをうれしく思っている。われわれは、人類の健康増進に向けた取り組みを強化しつつ、クライアントにとって信頼できる革新的なパートナーでありたいと考えている」と語った。

世界中で10億を超える人々が、サシチョウバエに刺されることで感染するリーシュマニア症のリスクにさらされている。皮膚リーシュマニア症は最も一般的な症状で、毎年約100万人が新たに発症している。カラアザール後皮膚リーシュマニア症は内臓リーシュマニア症の合併症で、治療終了の数カ月後あるいは数年後に現れることもある。

DNDiの皮膚リーシュマニア症プログラム責任者、Byron Arana博士は「皮膚リーシュマニア症の有望かつ新たな治療法の提供で味の素バイオファーマサービスと提携できることを非常に喜んでいる。今回のパートナーシップにより、安全で効果的な皮膚リーシュマニア症治療薬の開発、提供という目標を追求し続けていく」と語った。

▽味の素バイオファーマサービスについて
味の素バイオファーマサービス(Ajinomoto Bio-Pharma Services)は、ベルギー、米国、日本、インドに拠点のある完全一体型の開発・製造受託機関で、低分子、高分子原薬および中間体の包括的開発、cGMP製造、無菌充填・包装サービスを提供している。味の素バイオファーマサービスは、CoryneX(R)タンパク質発現技術、オリゴヌクレオチド合成、抗体薬物複合体(ADC)、高力価原薬(HPAPI)、生物触媒、連続フロー生産など、前臨床やパイロットプログラムから商業的量産用まで、幅広く革新的なプラットフォームと機能を提供している。味の素バイオファーマサービスは、顧客のニーズに合った高レベルの品質とサービスの提供に全力を尽くしている。詳細は、www.AjiBio-Pharma.com を参照。

▽DNDiについて
非営利の研究開発組織DNDi(Drugs for Neglected Diseases initiative(顧みられない病気の新薬開発イニシアチブ))は、リーシュマニア症、睡眠病(ヒトアフリカ・トリパノソーマ症)、シャーガス病、フィラリア感染症、菌腫、小児HIV、C型肝炎などの顧みられない病気を患っている人々のための新たな治療法の開発に取り組んでいる。DNDiは、2003年の設立以来、リーシュマニア症向けの新たな医薬品の組み合わせ、2つの固定用量抗マラリア薬、およびDNDiが第1、第2の両病期の睡眠病治療薬として初めて開発に成功した新たな化学物質フェキシニダゾールを含む8つの新たな治療法を提供してきた。詳細は、https://dndi.org/ を参照。

▽グローバルヘルス技術振興(GHIT)基金について
GHIT基金は、日本政府、複数の製薬会社、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、Wellcome、国連開発計画(UNDP)が組織する、日本を拠点とする国際的な官民パートナーシップ基金(PPP)である。GHIT基金は、マラリア、結核、顧みられない熱帯病など、世界の脆弱で十分なサービスを受けていない人々を苦しめている顧みられない病気を対象とした開発パートナーシップの研究・開発ポートフォリオに投資をし、管理している。GHIT基金は、グローバルパートナーと協力し、日本の産業界、学界、研究機関を動員してマラリア、結核、顧みられない熱帯病の新薬、ワクチン、診断薬づくりを行っている。GHIT基金の詳細については、https://www.ghitfund.org/ を参照。

ソース:Ajinomoto Althea, Inc.

▽問い合わせ先
info@us.ajibio-pharma.com



プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202009305078
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