和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年06月27日(木)

生きた化石飛ぶ 紀南の山中にムカシヤンマ

【日当たりの良い石の上で休むムカシヤンマ(和歌山県紀南地方の山中で)】
【日当たりの良い石の上で休むムカシヤンマ(和歌山県紀南地方の山中で)】
 原始的な特徴を持ち、生きた化石とも呼ばれる大形のトンボ「ムカシヤンマ」(ムカシヤンマ科)が和歌山県紀南地方の山中で飛んでいる。遅い所では6月下旬まで楽しめる。


 幼虫(ヤゴ)は他のトンボ類と違い、一年を通して水が滴る山あいの斜面湿地のコケや泥に穴を掘って3、4年過ごす。分布は広いが個体数は少ないとみられている。日本特産種。


 成虫は体長7センチほどで、日当たりの良い道路上や岩に体を密着させて止まっていることが多い。県のレッドデータブックで準絶滅危惧に分類されている。