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2019年06月16日(日)

平成元年デビューの上川隆也、令和の新時代も「役者」一筋

金曜8時のドラマ『執事 西園寺の名推理2』パーフェクトな執事・西園寺を演じる上川隆也 (C)ORICON NewS inc.
金曜8時のドラマ『執事 西園寺の名推理2』パーフェクトな執事・西園寺を演じる上川隆也 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の上川隆也が主演するテレビ東京系金曜8時のドラマ『執事 西園寺の名推理2』(毎週金曜 後8:00)。4月19日に放送された初回の視聴率は8.7%と、シーズン1からの全話を通して最高の視聴率でスタートを切った(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。パーフェクトな執事・西園寺一(さいおんじ・はじめ)を演じている上川に話を聞いた。

【場面写真】第5話(5月24日放送)より

――『執事 西園寺の名推理』の続編、待ってました! 上川さん自身は?

【上川】どの作品も撮影が終わったら、次の作品に向かっていくためにも自分の中ではいったん区切りをつけているのですが、昨年の打ち上げの際に『執事 西園寺の名推理』のキャスト・スタッフが集まって、また新たに作品が作れたら、という思いはありました。ですから、改めて『続編を作ることになりました』という知らせを受けた時には、唯々(ただただ)ありがたいことだと思いました。

――ひと区切りつけていた西園寺にすぐ戻れたのでしょうか?

【上川】抵抗感は全くありませんでした。昨年1クール演じて、自分の中には西園寺として過ごしてきた時間が間違いなくあるんです。それが息を吹き返した感じ、でしょうか。共演者の皆さんもキャリアを積まれてきた方々ばかりなので、現場にぎこちなさが生まれるいとまもない、というか。表現として適切かどうかわかりませんが、ずいぶん長い撮休が明けたような感じでした。

――シーズン1では、格闘技にも通じていて、社交ダンスはもちろん、ピアノが弾けて、絵も描けて、シーズン2ではますます多才に。第1話のイリュージョン、第2話の爆弾解体、第3話のフィギュアスケート、第4話の子どもの遊び相手(!?)…、そんなこともできるの?という驚きが毎回のようにありますよね。

【上川】僕も台本を読むたびに『そんなこともするのか』と思っています。なので、ただ楽しんで台本を読むわけにもいかないのですが(笑)。

――上川さんご自身にも、西園寺のような折り目正しいイメージがあります。

【上川】それは買いかぶりすぎです(笑)。日常の僕は彼におよびもつきません。西園寺に限らず、さまざまな役を演じて、そこでどんな経験をしても、私生活に影響が及ぶことはまずありません。逆に僕の日常が西園寺に影響することもあってはならないと思いますし、そこはとても明確に折り合いがついています。

――今回のシーズン2では、観月ありささんが「西園寺を探していた」謎の女として登場しますね。

【上川】伊集院家周辺で次々に発生する事件や問題に、西園寺たちが立ち向かい解決していく、という物語の基本は変わりませんが、観月さんが演じるキャラクターによって、これまで描かれなかった何かが掘り出されることになるのは間違いありません。シーズン1にはなかった面白さが加わる上に、ミステリーの仕掛けも趣向を凝らしていますから、作品自体パワーアップしていると思います。

――今シーズン、西園寺の知られざる過去が明らかになるようですが…。

【上川】地層と一緒です。掘っていったら何か古いものが見つかることもあるけれど、掘っても掘っても地球のすべてがわかるわけではない。

――確かに、底知れないですからね、西園寺の能力は(笑)。佐藤二朗さん演じる丸山刑事とはいかがですか? シーズン1の最終回で一緒に“逃亡”した(殺人事件の犯人と疑われ、無実を晴らそうとする西園寺と行動を共にした)ことで、シーズン2の第1話ではお互いを認め合っている感じがしたのですが。

【上川】二朗さんは、シーズン2の丸山をどう演じるのが最適か、嗅覚を働かせて、演じていらっしゃると思うのですが、その嗅覚がみちびき出す答えがすばらしいといつも思っています。丸山と西園寺だったらどうするか、二朗さんと僕でどう演じるか。特段打ち合わせしなくても、カメラの前で丸山と西園寺になれる。それが本当に小気味いい。二朗さん演じる丸山に、僕も西園寺として向き合うことがとても楽しいですし、そういう現場の雰囲気が画面から伝わっていたらうれしいです。

――平成元年から活動されて30年、新しい時代「令和」を迎えましたがいかがですか?

【上川】役者って試験も資格も免許もいりませんから「私は役者です」と名乗った瞬間からなれる。僕もそうして役者になって、30年経った今も「役者です」としか言いようがない存在です。変わらずにやってきた平成の30年間。元号が令和に変わっても、相変わらず役者であることに向き合い続けていく。それだけのような気がしています。

■5月24日放送・第5話
 西園寺一(上川隆也)は資産家の奥様・伊集院百合子(吉行和子)に仕えるパーフェクトな執事。ある日、2人は悪天候の中、山奥の別荘で行われる雫石幸造(山本龍二)と三日月弥生(黒川芽以)の婚約披露パーティーに参加。しかし、幸造が密室で殺害され、弥生が疑われてしまう。嵐で外部と連絡ができない中、西園寺が驚きの通信手段を駆使し、真相を解明する。

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提供:oricon news