和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年11月27日(金)

運休や通行止め相次ぐ 台風14号接近の紀南地域

台風の影響で高波が続く千畳敷(10日午前11時すぎ、和歌山県白浜町で)
台風の影響で高波が続く千畳敷(10日午前11時すぎ、和歌山県白浜町で)
 台風14号の接近に伴う雨は10日、和歌山県紀南地方で降り続き、交通機関の運休や道路の通行止めが相次いだ。


 JRきのくに線は特急列車が白浜―新宮駅間で、普通列車が紀伊田辺―新宮駅間で始発から運転を見合わせた。

 東京(羽田)―南紀白浜空港間の定期便は、午前7時半東京発、午前9時25分南紀白浜発の2便で出発が遅れた。この他の一部の便は、関西空港に行くか、引き返す可能性がある条件付きで運航した。

 県道田辺龍神線は、田辺市上秋津の奇絶峡付近で落石の恐れがあるため、9日午後7時から全面通行止めとなった。10日正午現在、解除の見通しは未定。

 国道42号でも串本町田原―津荷間(約3・1キロ)が10日午前3時10分から通行止めとなった。連続雨量が規制基準を上回ったため。正午現在、解除の見通しは未定。

 和歌山地方気象台によると、7日の降り始めから10日午前10時までの積算雨量は、県南部で色川(那智勝浦町)が最も多く486・5ミリ。次いで新宮397ミリ▽潮岬286ミリ▽本宮(田辺市)249・5ミリ▽護摩壇山(同)233・5ミリ―だった。

 最大瞬間風速は潮岬で30・1メートル、西川(古座川町)で26・2メートルを観測した。県によると、串本町の50代女性が強風にあおられて転倒し、左足を骨折した。