和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年11月29日(日)

木工体験やシイタケ採り満喫 田辺市龍神で市民ツアー

シイタケを採る参加者(和歌山県田辺市龍神村甲斐ノ川で)
シイタケを採る参加者(和歌山県田辺市龍神村甲斐ノ川で)
紀州産の木を使ったスツール作り(田辺市龍神村福井で)
紀州産の木を使ったスツール作り(田辺市龍神村福井で)
 和歌山県田辺市龍神村を巡る市主催のツアーが11日にあり、10~80代の9組18人が、木の腰掛け作りやシイタケ栽培の見学をした。

 新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ観光産業を支援する、市民を対象にした地元旅「じもたびキャンペーン」の一環。日帰りと宿泊(1泊2日)のツアーがある。

 宿泊ツアーは、熊野本宮温泉郷に泊まり熊野三山を巡るコースと、龍神温泉郷に泊まり高野山・龍神地域を訪れるコースの二つ。熊野三山ツアーは10月から来年2月まで、高野山・龍神地域ツアーは9月から11月まで、それぞれ5回ある。

 今回の高野山・龍神地域ツアーは10、11日の日程だったが、台風の影響で初日の高野山への訪問は中止。2日目に龍神村で観光体験をし、同市秋津川の紀州備長炭記念公園を訪れた。

 参加者は、2組に別れて龍神村福井にある木工館「ジー・ワークス」と、甲斐ノ川にあるシイタケ栽培事業を手掛ける「龍神マッシュ」を交互に訪れた。

 「ジー・ワークス」では、屋外にある屋根付きの休憩場で、紀州産のスギとヒノキを材料にスツール(背もたれがない腰掛け)作りに挑戦。約1時間かけて1人1脚を完成させた。

 「龍神マッシュ」では、村の活性化や子育て支援、特産品の育成などを目的に創業した経緯や菌床シイタケの栽培方法について説明を受けた。その後、栽培施設に入ってシイタケを採った。

 ツアーに参加した同市神子浜1丁目の磯田薫さんは「スツールは短時間で作ることができ、持って帰ることができた。シイタケをどのように栽培しているかも教えてもらってよかった」、磯田さんの知人で神子浜1丁目の小畑菊子さんは「龍神村は初めて。龍に縁のある村に来たかった。緑豊かでいい所。スツールに観葉植物を置きたい。シイタケは肉厚でおいしそう」と話した。