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2020年10月29日(木)

東出昌大の“あやしさ”を黒沢清監督が絶賛「出てきた瞬間に何かが起こりそう」

映画『スパイの妻』の舞台あいさつに登壇した東出昌大 (C)ORICON NewS inc.
映画『スパイの妻』の舞台あいさつに登壇した東出昌大 (C)ORICON NewS inc.
 女優の蒼井優(35)と俳優の高橋一生(39)、東出昌大(32)、坂東龍汰(23)、黒沢清監督(65)が17日、都内で行われた映画『スパイの妻』(公開中)の舞台あいさつに登壇した。

【動画】「東出昌大はあやしい」黒沢清監督が評論

 1940年、満州で恐ろしい国家機密を知ってしまった優作(高橋)は、正義のために、この秘密を世に知らしめようとする。妻の聡子(蒼井)は、反逆者と疑われる夫を信じ“スパイの妻”とののしられようとも、ただ愛する夫と生きることを心に誓う。しかし、太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく…。

 本作で憲兵隊・津森泰治を演じている東出は役作りについて「満州に行って秘密がキーワードになる。戦争は、ずっと勉強してきた科学者が兵器を作って爆弾を作って…。医療従事者の方が細菌兵器とかを作って。時代のために人間の行いも、人の道から反している。あの時代のそういう人物になれればと思って」と“怖い役”を作り上げていったという。

 黒沢監督は東出について「僕は大好き」といい「あやしいんですよね。妖怪の“怪”のあやしさもあるし、“妖”のあやしさもある。あやしさを持っていて、出てきた瞬間に何かが起こりそうなところが大好き。そのあやしさをふんだんに発揮してくれました」と絶賛した。

 蒼井は「東出さんだからどっちに転ぶかわからないところがある。私たち夫婦のことを理解してくれるかも、という期待を持ってしまう。(東出自身が)柔らかい部分があるので、それは東出さんの個性だと思うし、その個性に動かされた部分がありました」と話していた。

 絶賛を受けた東出は「すごいうれしかったです。僕も黒沢監督の映画が好きで、あやしさ、曖昧さが好き。言語化するのは難しい感覚もありますが、いろんな作品を体験して吸収して自分のお仕事につなげたい」と意気込んだ。



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提供:oricon news