和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年05月10日(月)

みなべの商店街にオープンスペース 築60年の洋品店を改装

高田昭代さん(写真)が元洋品店を改装したオープンスペース「プラミンゴ」=和歌山県みなべ町北道で
高田昭代さん(写真)が元洋品店を改装したオープンスペース「プラミンゴ」=和歌山県みなべ町北道で
昭和を感じさせるレトロな道具や書籍が並ぶスペース内
昭和を感じさせるレトロな道具や書籍が並ぶスペース内
 和歌山県みなべ町出身で東京と同町の2拠点生活をする高田昭代さん(62)が、同町北道の高見通り商店街に実家の元洋品店を改装して「オープンスペース」を設けた。仕事や打ち合わせなどに利用することができ、高田さんは、交流から新たな活動が生まれることを期待している。

 高田さんは、東京でマーケティングなどの仕事をしているが、親の介護や見守りで地元と行き来する中で、昨年まで営業していた築60年近くになる「井上洋品店」を改装。9月から自分の仕事場も兼ね、希望する人にオープンスペースとして使ってもらえるようにした。

 スペースの名前は「plumingo(プラミンゴ)」。利用料は2時間500円で、開けているのは木、金、土曜の午後1時~5時。それ以外の日時は相談に応じる。

 スペース内には、建物に残っていた洋品店の古い看板にはじまり、時計、アイロンなどレトロで貴重な道具を飾り、デザイン関係の書籍も並ぶ。2階には和室があり、着付けやワークショップ、休憩などに利用することができる。1階スペースの利用は予約不要だが、2階や台所の使用は予約が必要。

 すでに、地元の人が打ち合わせや編集作業に使っている他、読書会を開いたりする計画もあるという。例えばみそ造りのワークショップであったり、今後保健所の許可申請を得て、一日だけカレー店をしたいといった使い方にも対応できるようにもしたいという。

 県が取り組みを紹介する「ワカヤマ ワーケーション ネットワークス」にも登録しており、テレワークによる「ワーケーション」の利用も見込む。

 高田さんは「人と人が会うことでいろいろな発想が出てくるし、違う業界の人と会うとビジネスの話も広がる。みなべ町には良いものが多くあり、県外から来る人にも知ってもらいたい。自分ができる範囲でやって、面白い場所になっていけば」と話す。

 問い合わせは、プラミンゴ(0739・72・2256)へ。