和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年11月26日(木)

アサマリンドウの群生見頃 那智勝浦町の阿弥陀寺

アサマリンドウ
アサマリンドウ
 「亡者の熊野詣で」の伝承で知られる和歌山県那智勝浦町南平野の熊野妙法山阿弥陀寺で、境内に群生するアサマリンドウ(リンドウ科)の花が見頃を迎えた。

 山地の林内に生える多年草。日本の特産種で、長さ5センチほどの青紫色の花を上向きに咲かせる。三重県の朝熊山(あさまやま)で最初に発見されたことが名前の由来とされる。

 阿弥陀寺では、平安時代、応照上人が読経しながら自らの体を焼いて仏にささげたという「火生三昧(かしょうざんまい)跡」の周辺に群生。上人を慕うかのように、無数の花がこけむした地面を彩っている。

 阿弥陀寺の谷宏之山主(63)は「10日ごろからちらほら咲き始め、今が見頃。今月いっぱいは楽しめそう」と話している。

 問い合わせは同寺(0735・55・0053)へ。