和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年09月20日(日)

ジビエ料理もっと身近に 冷しゃぶや唐揚げ味わう

ジビエ入りのハンバーガーで「乾杯」する参加者(和歌山県田辺市上芳養で)
ジビエ入りのハンバーガーで「乾杯」する参加者(和歌山県田辺市上芳養で)
 「ジビエ(イノシシやシカなどの野生鳥獣肉)を知る会」が25日、和歌山県田辺市上芳養の日向会館であった。地元の住民や行政関係者ら約50人が、ジビエの冷しゃぶや唐揚げなどを味わいながら、地域の農業や鳥獣害について考えた。

 地元農家でつくる会社「日向屋」が農業や狩猟の活動を報告するとともに、ジビエに親しんでもらおうと企画した。日向屋は地区にあるジビエの食肉処理施設と連携し、ジビエの普及を図っている。

 メニューは「シカ肉のから揚げ」「シカすじコンニャク」「イノシシの冷しゃぶ」「イノシシのチャーシュー」など。上芳養在住で、日向屋の活動に参加する料理人、更井亮介さん(29)が腕を振るった。

 会には子どもから高齢者まで幅広い世代が参加したが、どのテーブルもすぐに完食。ジビエ初体験のみなべ町上南部小学校5年の那須慶太君(10)は「肉料理は大好き。おいしかった。特に冷しゃぶが気に入った」とぺろりと平らげていた。

 また、シカとイノシシの粗びきミンチで作るパティとスライス肉を挟んだハンバーガー「日向バーガー」のお披露目もあった。今後、野外イベントなどで提供するという。