和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年11月29日(日)

10年ぶり引き下げ勧告 県職員のボーナス

 和歌山県人事委員会は23日、本年度の県職員のボーナス支給割合が民間より多いとして、昨年度より0・05カ月分引き下げ、4・45カ月分とするよう仁坂吉伸知事に勧告した。勧告通りとなれば、ボーナス引き下げは10年ぶりとなる。月給については、新型コロナウイルス感染拡大の影響で調査が遅れており、今後別に勧告する予定という。

 県人事委によると、県内にある民間事業所の今年7月までの1年間のボーナスは平均で、昨年度より0・04カ月分少ない4・46カ月分だった。新型コロナの影響とみられる。県職員の平均を0・04カ月分下回ったことから、これに近づけるため引き下げを勧告した。県議会で可決されれば決定する。

 民間の調査対象にしたのは、抽出した50人規模以上の事業所のうち、回答を得た109事業所。新型コロナ対応で繁忙なことから、病院は対象から除外した。

 勧告通りとなれば、県職員(行政職、平均年齢43歳)の平均年間給与額は約1万8600円減少し、約613万5千円と推計されるという。本年度歳出は約3億円の減が見込まれる。

 県職員のボーナスは、2010年度に前年度比0・20カ月引き下げ、その後3年は3・95カ月分で据え置いたが、14年度からは毎年引き上げていた。