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2021年01月26日(火)

串本古座は35人学級に 来年度の和歌山県立高校定員

2021年度和歌山県立高校募集定員
2021年度和歌山県立高校募集定員
 和歌山県教育委員会は30日、来年度の県立全日制高校定員について、29校4分校の160学級6385人(うち県立中学校からの進学者320人)とすると発表した。7年連続の減少で、少なくとも平成以降では最少。紀南では学級減はなかったが、串本古座の普通科では、1学級定員を通常の40人より少ない35人とした。県立高校では初の特例措置という。

 来春の県内公立中学校卒業生は今春より約300人減少するが、県立高校の定員はゆとりを持たせ、95人減にとどめた。定員はピークだった1989年度の314学級1万3845人から、減少傾向にあり、半分以下となった。

 来年度定員は、和歌山北のスポーツ健康科学科と和歌山東の普通科を1学級(40人)ずつ減らした。さらに、3学級(120人)を募集していた串本古座の普通科では、学級数は維持したまま1学級当たり5人減らした。募集定員は105人となる。

 県教委によると、本年度の串本古座の普通科入学者は、定員3学級120人に対し61人。地域の今後の中学卒業生数なども勘案すれば、学級数を減らすべきだが、そうすれば「高校標準法」に基づき、教員配置数も減ることになる。同校では全国募集をしていること、地域に根差した特色ある教育活動を展開していることなどから、教員数が大幅に減って支障が出ることがないよう、配慮したという。

 一方、定時制は8校が535人を募集する。粉河の普通科(夜間)が募集を停止するため、前年度より1学級40人減る。通信制は3校が定員を定めず募集する。