和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年11月24日(火)

民家5棟が全焼 田辺市の住宅地

火の手が上がる民家(30日午後7時50分ごろ、和歌山県田辺市東陽で)
火の手が上がる民家(30日午後7時50分ごろ、和歌山県田辺市東陽で)
 30日午後7時ごろ、和歌山県田辺市東陽の民家が燃えていると近隣住民から119番通報があった。火は隣家に延焼し、木造の民家計5棟が全焼した。市消防本部の職員や市消防団員計約200人が出動して消火に当たり、約3時間後にほぼ消し止めた。けが人はなかった。

 田辺署によると、現場は田辺第二小学校から北約130メートルにある住宅地。住民は火に気付いて避難したため無事だった。

 近隣では一部が焼けた家もあるといい、署や市消防本部は出火原因など詳しい状況を調べている。

■住宅地が騒然

 現場では午後7時すぎから、消防車のサイレンが鳴り響き、いつもは静かな住宅地が騒然となった。

 辺り一面は煙に覆われ、多くの住民が心配そうに見守った。近くに住む40代女性は「近所の人から避難するよう言われて家の外に出たら、火の粉が舞っていて本当に怖かった」と話していた。

 近隣に住む50代会社役員の男性は「会社から外に出たら、空は炎で真っ赤になり、強風で火の粉が飛び、バリバリという燃える音が鳴り響いていた。火災の恐ろしさを改めて思い知った」と話した。