和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年01月25日(月)

トルコへの災害義援金を募る 震災被害で串本町

募金箱を手にトルコへの義援金を呼び掛ける田嶋勝正串本町長(和歌山県串本町串本で)
募金箱を手にトルコへの義援金を呼び掛ける田嶋勝正串本町長(和歌山県串本町串本で)
 10月30日に発生したエーゲ海を震源とする地震で被災したトルコを支援しようと、和歌山県と県内30市町村が義援金を募っている。呼び掛け人は、仁坂吉伸知事と田嶋勝正串本町長で、集まった義援金は在日トルコ大使館に贈る。

 トルコ軍艦エルトゥールル号が1890(明治23)年9月16日、串本沖で遭難し、地元住民が救助活動に当たったことが、日ト友好のきっかけになったとされている。今年9月16日には両国の友好130周年を記念した追悼式典が町内で開かれた。

 県は県庁と各振興局、串本町は本庁舎玄関、古座分庁舎玄関、トルコ記念館の3カ所に募金箱を設置し、義援金を募っている。

 6日に記者会見を開いた田嶋町長は「トルコで多くの犠牲者が出ていることに心を痛めている。トルコ友好の町として何か役に立てないかと思い、呼び掛け人となった。多くの義援金が集まるように頑張っていきたい」と話した。

 義援金の送金は、紀陽銀行県庁支店で受け付けている。口座名義は「和歌山県トルコ震災を支援する会」で口座番号は「普通預金414310」。同行本店や支店の窓口とATMでの振り込みは手数料無料。他行カードによるATMでの振り込みは手数料が必要。近く、JA、きのくに信用金庫にも義援金口座の開設を予定している。

 問い合わせは、県国際課(073・441・2065)か串本町総務課(0735・62・0555)へ。