和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年11月29日(日)

自分の歩幅で前進を 本宮大社が「丑」の大絵馬

来年の干支「丑」の大絵馬を仕上げる九鬼家隆宮司(12日、和歌山県田辺市本宮町で)
来年の干支「丑」の大絵馬を仕上げる九鬼家隆宮司(12日、和歌山県田辺市本宮町で)
 和歌山県田辺市本宮町、世界遺産・熊野本宮大社の九鬼家隆宮司(64)は12日、来年の干支(えと)である「丑(うし)」の大絵馬を完成させた。神門や空港などに飾るもの。本宮大社では24日、迎春準備として、神門の大しめ縄とともに掛け替える予定。

 神門に掲げる大絵馬の大きさは縦113センチ、横232センチ。魔よけを表す金と銀の鈴が付いたくらを背にして前を見据えた青い雄牛や大鳥居を描き「歩」「前進」との文字を書き添えた。九鬼宮司は「牛の青い色は、コロナ禍の一刻も早い終息と医療関係者らへの感謝をささげるための色。来年こそはコロナ禍の終息とともに、皆さんが新たなスタートを自分の歩幅で進んでいただきたいという願いを込めた」と話した。

 九鬼宮司はこのほか、牛の絵や「安全」という文字を入れた南紀白浜空港に掲げる絵馬(縦142センチ、横226センチ)、それよりも一回り小さなJR紀伊田辺駅と白浜、新宮、周参見、和歌山の各駅に飾る絵馬、旧社地・大斎原(おおゆのはら)に掲げる絵馬なども制作した。