和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月18日(金)

はるか3千キロの旅も 発信器着けウミガメ放流

発信機が着けられたアカウミガメに触れる子どもたち(和歌山県串本町有田で)
発信機が着けられたアカウミガメに触れる子どもたち(和歌山県串本町有田で)
 和歌山県串本町有田の串本海中公園センターは26日、背中に発信機を着けたアカウミガメを近くの海岸から放流した。昨年11月に続いて2回目。アルゴス(衛星追跡)システムで追跡し、野生での移動経路などを調べる。

 センターによると、昨年11月に放流した2匹のうち1匹は、1カ月弱で通信が途絶えた。もう1匹は4カ月で約6千キロ移動し、放流後134日たった4月8日、串本から直線距離で約3千キロ離れた場所で通信が途絶えたという。

 今回の調査では、1995年にセンターで繁殖した雌のアカウミガメ「つばき」を放流。産卵期直前に放流することで、野生でも産卵するか否かなども調べる。

 この日の放流会には家族連れら26人が参加。ウミガメの生態などについて学んだ後、放流を見守った。