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2021年01月25日(月)

GoTo延長を要望 西村担当相に和歌山県経済界

和歌山県庁
和歌山県庁
 西村康稔経済再生担当相が14日、和歌山市を訪れ、新型コロナウイルスの感染症対策と経済活動との両立などについて県内の経済団体関係者らと意見交換した。政府の「Go To キャンペーン」の延長を求める声があったとし、西村担当相は「足元の感染状況をよく見ていかないといけないが、しっかり議論したい」と話した。

 県商工会議所連合会、県経営者協会、県中小企業団体中央会などの関係者らが参加した。一部を除き、非公開で開かれた。西村担当相は意見交換後、報道陣の取材に応じた。中小企業の資金繰り対策、持続化補助金や雇用調整助成金の延長、「Go To キャンペーン」の延長、南紀白浜空港周辺で取り組んでいるワーケーション事業への支援といった要望があったといい「経済対策取りまとめの参考にしたい」と話した。

 「Go To キャンペーン」については、他の地方の経済関係者からも、非常に効果があるので継続してほしいと強い要望を受けているといい「私の立場からは、小規模分散旅行や正月休みの分散もお願いをしているが、しっかり議論したい」と述べた。

 また、仁坂吉伸知事や県保健福祉部の野尻孝子技監とも意見交換(非公開)した。このことについて、西村担当相は「和歌山県でも感染者が増加傾向で知事も危機感を強めている。野尻技監がまとめたクラスター(感染者集団)対策は私どもも大いに参考にしており、専門家会議の提言にもつながっている。改めてクラスター対策として、保健所機能の重要性を痛感した」と話した。

■「ガイドライン強化へ」

 西村担当相は、全国の新規陽性者が増加していることに触れ「さらに大きな流行になるのではないかと危機感を強く持っている。政府として対策を強化していきたい」と述べた。

 会食の場や職場での感染拡大がみられるとし、来店客の前だけでなく横もアクリル板を設置すること、二酸化炭素濃度をチェックする仕組みの導入など、業種別ガイドラインの強化を図りたい考えを示した。