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2021年05月10日(月)

県高校生ロボット競技会で優勝 田辺工業の「もの研1号」

和歌山県高校生ロボット競技会で優勝した田辺工業高校のものづくり研究部
和歌山県高校生ロボット競技会で優勝した田辺工業高校のものづくり研究部
 田辺工業高校(和歌山県田辺市あけぼの)ものづくり研究部は15日、和歌山市西浜の和歌山工業高校であった「第14回県高校生ロボット競技会」で優勝した。

 県高校教育研究会の工業部会主催。県内の5校12チームが出場した。エントリー順で予選をし、本選はトーナメントで競った。

 競技は、ロボットを使ってコート内の網に直径約65ミリのボールを入れる「シューティングフォー」。網の高さは、0・5メートル、1メートル、1・5メートル、2・5メートルの四つあり、高くなるほど点数が上がる。3分間の制限時間内に、全ての網に入れた速さや得点で順位を決めた。

 ものづくり研究部は、ラジコンから無線で操作し、ボールを二つのローラーで挟んで発射させるロボット「もの研1号」を約3週間で製作。高さ約98センチ、幅約60センチ、奥行き約80センチで、軽くてコンパクトなロボットになるように工夫を重ねた。

 大会2日前からは、教室に大会コースを作ってロボットと網の距離やボールを発射する角度などの調整練習をした。

 競技では、1人が操作、もう1人が網とロボットの距離や角度を伝えるサポートをした。4試合に出場し、最速1分13秒で全ての網にボールを入れることに成功した。決勝では対戦チームを僅差で破り、優勝を勝ち取った。

 部員の谷前怜君(17)は「緊張したけど、練習した成果を出すことができ、優勝もできたのでうれしい」と笑顔で話した。