和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年04月23日(火)

町で遊んで商品券 「行っ得すさみ」が第2弾

キャンペーン第2弾で贈られる商品券。第1弾とはイラストが異なる(和歌山県のすさみ町商工会提供)
キャンペーン第2弾で贈られる商品券。第1弾とはイラストが異なる(和歌山県のすさみ町商工会提供)
サービス内容と商品券の額
サービス内容と商品券の額
 和歌山県すさみ町の新型コロナウイルス感染症を踏まえた経済対策キャンペーン「行っ得(いっとく)すさみ」第2弾が21日に始まる。12月20日までの期間中、町内で宿泊したりマリンレジャーを楽しんだりする人に、町内の対象施設で使える商品券を贈る企画。好評だったという第1弾とほぼ同じ内容で、町は効果に期待している。

 町観光協会、町商工会が連携する。第2弾も、宿泊や遊漁船、渡船などのサービスを利用した人に、利用額に応じて500~2千円分の商品券を贈る。利用時に引換券を受け取り、引換所(JR周参見駅と道の駅すさみ)で商品券と交換する。

 引換券を発行する場所は35カ所。引換所の受け付けは午前9時半~午後5時で、券を受け取った翌日まで。宿泊は12月19日までが対象。商品券(有効期限=来年1月31日)は120カ所で使える。

 町などによると、9~10月に展開した第1弾では、延べ6400人が商品券を受け取った。政府の観光支援策「Go To トラベル」キャンペーンもあって宿泊客は想定を上回ったほか、釣り客のリピーターも多かったという。

 観光協会の中嶋淳会長は「第1弾を通して『すさみファン』が増えたという実感があるし、事業者からも好評。町の雄大な自然を生かした事業であり、期待は大きい」と話している。