和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月20日(金)

梅干しアピール珍道中 スペイン巡礼の動画公開

動画投稿サイトで公開している熊野古道女子部の動画。道中で出会った外国人に梅干しを振る舞う女子部の山田奈緒子部長(左)
動画投稿サイトで公開している熊野古道女子部の動画。道中で出会った外国人に梅干しを振る舞う女子部の山田奈緒子部長(左)
 首都圏に住む熊野ファンの女性らでつくる「熊野古道女子部」が、熊野古道の姉妹道である世界遺産「サンティアゴ巡礼道」を歩きたいという気持ちになってもらおうと、昨年9月にスペインへ遠征した様子を動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」で公開している。皆地笠(みなちがさ)姿で乗り込んだメンバーが、道中で出会った外国人に梅干しを振る舞いながら約115キロを踏破。メンバーは「ユニークな国際交流が見どころ」と話している。

 熊野古道女子部は和歌山県の熊野古道を楽しく歩きながら魅力を広く発信しようという会。2017年5月に発足し、熊野古道中辺路を歩いた様子を撮影した動画「人生がよみがえる!?熊野古道女子部ガチ合宿」を公開し、熊野古道のアピールに取り組んでいる。

 今回の遠征は、県とスペイン・ガリシア州が姉妹道提携を結んでちょうど20周年の節目に、熊野の魅力をスペインでアピールしながら歩きたいと企画。インターネットで渡航費用や動画制作費を募るクラウドファンディングを活用して取り組んだ。

 動画は「熊野古道女子部のスペイン巡礼」というタイトルで、計6話(1話5分程度)公開。山田奈緒子部長と高森玲子事務局長、ジャズミュージシャンのMiwakoさんらが参加し、サリアという町から巡礼をスタート。梅をアピールする「梅比丘尼(びくに)」を名乗った山田部長が外国人に梅干しを食べさせたり、Miwakoさんが各地でアルトサックスの演奏を披露したりしながら、5日間かけて目的地の大聖堂があるサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着。熊野古道とサンティアゴ巡礼道の両方を歩いた「二つの道の巡礼者」として登録された。