和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年01月20日(水)

正月に向け新酒初搾り 新宮市の尾﨑酒造

初搾りした新酒を器に入れ、品質を確かめる杜氏(和歌山県新宮市で)
初搾りした新酒を器に入れ、品質を確かめる杜氏(和歌山県新宮市で)
 本州最南端の蔵元として知られる和歌山県新宮市船町3丁目の尾﨑酒造(尾﨑征朗社長)でこのほど、正月に向けて新酒の初搾りがあった。

 尾﨑酒造では10月下旬から、杜氏(とうじ)の小林武司さん(46)ら4人が地元産の新米や酒蔵の井戸から湧く熊野川の伏流水を使って仕込みを開始。11月27日から、もろみを搾り器に入れ、酒と酒粕(さけかす)に分離する作業を始めた。

 今回搾った酒は正月に向けた年末限定商品「太平洋しぼりたて生原酒」として3千本をつくり、12月中旬から酒販店や同社で販売する予定。

 小林さんは「仕込み作業の際に気温が高くて初めは温度管理に苦労したが、例年通りおいしいお酒ができた」。尾﨑社長(76)も「コロナ禍で家飲みをされている方も多いので、ご家族でお正月に楽しんでいただけたらうれしい」と話していた。

 価格は1・8リットルで税込み3135円。問い合わせは、尾﨑酒造(0735・22・2105)へ。