和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年02月25日(火)

漁協の不正受給968万円 田辺市が中間報告

 和歌山県田辺市のイセエビ放流事業について、和歌山南漁協(本所・田辺市)が放流量を水増し請求し、市から不正に受け取った金額は、2017年度までの19年間で約968万円に上ることが市の中間報告で分かった。

 市が事務局を担当している「市水産振興会」が事業主体の海面環境保全事業では、同じ19年間で約347万円の不正があったと指摘しており、この件に関しては市職員が水増しした実績報告書を作る不適切な会計処理をしていたという。

 中間報告では、これとは別に同期間に市が漁協へ放流補助金などとして支出した8900万円余りについても記載。不正金額は「精査中」としているが「50%程度が不正または不適正」とした漁協の第三者委員会の意見書の内容と現時点での調査内容が「おおむね一致」しており、不正額はさらに増えそうだ。