和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年04月12日(月)

田辺梅林の販売や催し中止 新型コロナ感染防止で

 和歌山県の紀州田辺観梅協会は、来年2月6日~3月7日に予定していた「紀州石神田辺梅林」(田辺市上芳養)の物産販売や催しを中止する。新型コロナウイルスの感染拡大防止のためで、1963年に開園して以来、中止は初めてという。

 みなべ町晩稲の「南部梅林」(梅の里観梅協会運営)、同町東本庄の「奥みなべ梅林・受領の里」(受領梅遊びグループなど運営)に続いて中止が決まった。

 田辺梅林は、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」に認定された梅の栽培地で、標高約300メートルの山の斜面に畑が広がる梅の名所。68年に設立した協会が毎年、地元産品を販売したり、イベントを開いたりしている。

 今年もさまざまな企画をしていたが、すべて中止にする。田辺観光ボランティアガイド主催の梅林ウオークも中止。

 観梅協会の濱田洋会長(68)は「野外の催しで、あまり密にもならないと思うが、来訪者やスタッフの安全を考えて中止を決めた。ただ、観梅は感染予防をして自由にしてもらえればと思う」と話している。