和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年04月19日(金)

【動画】パンダの「彩浜」大はしゃぎ 迎春準備でプレゼント

「2021」の形に固めた氷に興味を示す彩浜=29日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで
「2021」の形に固めた氷に興味を示す彩浜=29日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで
氷で遊ぶ彩浜
氷で遊ぶ彩浜
 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は29日、ジャイアントパンダの雌「彩浜(さいひん)」(2歳)に、「2021」をかたどった氷をプレゼントした。

 施設では11月にパンダの赤ちゃん(雌)が誕生。パンダファミリーの輪が広がった2020年に続き、21年も幸せで笑顔があふれる1年になるようにとの願いを込めた。

 数字の形に固めた氷は高さ30センチ。施設は、パンダが食べない竹幹を組み合わせた高さ約1メートルの門松とともに屋外運動場に設置したが、彩浜は登場後まもなく、氷に抱きついたり、門松を倒したりして楽しそうに遊んでいた。

 施設によると、彩浜はまだ子どもで、体重は約73キロ。元気に過ごしている。

 飼育スタッフの中谷有伽さん(25)は「思った以上にプレゼントで遊んでくれたので、作ったかいがある。来年もパンダたちがけがなく健康で過ごし、楽しい1年になればいい」と話していた。

 11月に生まれた赤ちゃんは29日現在、体重が1380グラムになった。母親の「良浜(らうひん)」(20歳)の母乳で順調に成長している。施設は現在、赤ちゃんの名前を募集している。