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「僕らの農業知って」 農作業を動画で配信

メンバー全員で生産物などについて紹介する動画の一場面
メンバー全員で生産物などについて紹介する動画の一場面
 和歌山県印南町の若手農業者でつくる4Hクラブ(村上弘樹会長)は、動画投稿サイト「ユーチューブ」に、自分たちが従事している農作業の動画を配信している。農業や町の農産物について広く知ってもらいたいという。


 同クラブは30代を中心として活動しており、現在は花や野菜、果樹を生産する5人が所属している。

 年度ごとに活動のテーマを決め、地域の子どもに農業を知ってもらう体験講座を主催するなどしている。本年度は、自分たちの農作業をSNSで発信することにした。ユーチューブでの動画に加え、インスタグラムやツイッターも始めた。

 動画は各自の畑などで撮影している。カーネーションの摘心やつぼみ取り、キンギョソウの定植や収穫、モロヘイヤの収穫など、生産物と農作業の様子を撮影して配信。早朝から作業をしていることや、収穫のこつなどを本人たちが解説している。

 メンバーが集まって毎月開いている会議などでも収録。収穫したモロヘイヤを使ったミックスジュースを試飲したり、互いの農作業を手伝ったりする様子も収めている。全員が自己紹介している動画もある。

 印南町を含め近隣市町の各4Hクラブは毎年1月、日高地方青年農業者会議として、一年間の自分たちの取り組みを発表しているが、本年度は新型コロナウイルスの影響で開催しないことが決まった。

 印南町4Hクラブは来年度もSNSによるPR活動を継続することにしており、来年度の青年農業者会議で発表したいという。

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