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水槽内にオニやフク すさみ町のエビとカニの水族館

水槽内で存在感を放つオニダルマオコゼ(左)とオニカサゴ=和歌山県すさみ町江住で
水槽内で存在感を放つオニダルマオコゼ(左)とオニカサゴ=和歌山県すさみ町江住で
 和歌山県すさみ町江住にある「エビとカニの水族館」は、節分(今年は2月2日)にちなむ特別展を始めた。名前に「オニ」や「フク」が付く4種の計11匹を展示している。

 背びれに猛毒を持つ「オニダルマオコゼ」は全長20センチで、水槽内で存在感を放っている。水族館によると、沖縄周辺ではよく見られるが、すさみ町で捕獲されたのは今回が初めて。「オニカサゴ」も毒を持ち、オニのように、とげとげしい見た目をしている。

 体全体が毛で覆われた「ホンドオニヤドカリ」3匹や、全長5センチほどの「クサフグ」の幼魚6匹もいる。フグは、地域によって「フク」と呼ばれる。石こうでできた赤鬼、青鬼の面も入れている。

 今回の特別展を企画した飼育スタッフの本多正樹さん(21)は「新型コロナウイルス感染症の影響で盛り上がることが難しい中、見る方にほほ笑んでもらえるようにと考えた」と話している。

 特別展は2月7日まで。

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