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古民家にまつわる民話アニメ完成 串本町

「Zoom」を使って行われたアニメ完成報告会(18日、和歌山県串本町串本で)
「Zoom」を使って行われたアニメ完成報告会(18日、和歌山県串本町串本で)
 和歌山県串本町串本に残る古民家「稲村亭(とうそんてい)」にまつわる民話を題材にしたアニメが完成した。

 アニメのタイトルは「お屋敷になったクジラ」(約5分)。全国の海に関する民話をアニメ化している「海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会」が制作した。

 江戸時代の串本を舞台に、大飢饉(ききん)で苦しむクジラ漁師らに食料を与えた旦那に対し、漁師らが杉の巨木を恩返しに贈るという内容。動画投稿サイト「ユーチューブ」でも公開している。

 完成報告会が18日、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使って行われ、アニメの監督を務めた沼田心之介さんらが出席。アニメを鑑賞した田嶋勝正町長は「アニメを通して子どもたちには捕鯨で栄えた串本町の歴史を受け継いでいってもらいたい」、南紀串本観光協会の宇井晋介事務局長は「これを機会にこの民話をもっと広く知ってもらえれば」と話した。

 26日には串本西小学校(串本町有田)の4~6年生21人が完成したアニメを鑑賞し、稲村海岸、稲村亭など町内にある縁の地を巡る予定。

 また、町内にある和菓子店「串本儀平」は、今回のアニメ化を受け、クジラをかたどった和菓子を作った。近日中に販売するという。

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