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枝先に白い花 コショウノキが熊野古道に芳香

古道沿いで芳香のある白い花を咲かせているコショウノキ(田辺市本宮町で)
古道沿いで芳香のある白い花を咲かせているコショウノキ(田辺市本宮町で)
 田辺市本宮町、世界遺産・熊野本宮大社に近い熊野古道沿いで、群生しているコショウノキ(ジンチョウゲ科)が芳香のある白い花を咲かせている=写真。

 群生があるのは、熊野本宮大社の近くにある祓殿王子から、三軒茶屋跡へ向かって熊野古道を250メートル余り行った所にある「祓殿石塚遺跡」の近く。

 コショウノキは暖地の林下に生える常緑小低木で、高さ0・5~1メートルになり、枝先に小さな花を固まって咲かせる。6月ごろに赤く熟す実が、香辛料のコショウのように辛いことが名前の由来とされる。

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