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和歌山県でサクラ開花宣言 田辺市本宮の国道沿いでは満開

早くも満開になった国道沿いの桜並木(18日、和歌山県田辺市本宮町で)
早くも満開になった国道沿いの桜並木(18日、和歌山県田辺市本宮町で)
 和歌山地方気象台は18日、和歌山市で平年より8日早くサクラ(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。

 紀南の各地ではソメイヨシノの開花が進む中、田辺市本宮町では国道168号沿いの斜面に植えられた桜並木が早くも満開となり、通り掛かったドライバーらを驚かせている。

 満開になっているのは国道311号が国道168号と交わる「大日山トンネル」から、奈良方面に向かって熊野川に架かる「備﨑橋」までの間に植えられている数十本。風が吹くと花びらを散らしている木もある。道沿いに車を止めて撮影していた町内の女性(47)は「この場所はいつも早いが、まさかこれほど咲いているとは思わなかった。すごくきれい」と笑顔を見せた。

 熊野本宮観光協会によると、町内のソメイヨシノはこの場所が満開。このほか、熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)は五分咲きほど、七越峯は二~三分咲きで、町内の名所はこれからが見頃という。

 担当者は「今週に入ってから一気に開花しており、これほど早いのは記憶にない。例年より1週間は早いのではないか」と話していた。

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