和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

すさみ串本道路に102億円 国交省が予算配分

工事が進む串本IC付近(和歌山県串本町サンゴ台で)=昨年11月撮影、紀南河川国道事務所提供
工事が進む串本IC付近(和歌山県串本町サンゴ台で)=昨年11月撮影、紀南河川国道事務所提供
 国の2021年度予算が成立したことを受け、国土交通省は30日、予算の配分を発表した。

 和歌山県関係では、すさみ串本道路(すさみ町江住―串本町サンゴ台、19・2キロ)の整備事業に102億円を付けた。さらに、串本町と那智勝浦町を結ぶ串本太地道路(18・4キロ)に9億円▽新宮市内を通る新宮道路(4・8キロ)に1億円▽熊野川をまたぐ新宮紀宝道路(2・4キロ)には三重県分を合わせて68億5千万円を計上した。

 一方、西日本高速道路には、阪和自動車道みなべインターチェンジ(IC)―南紀田辺IC間のうち2・2キロを4車線化する事業の許可を出した。西日本高速道路によると、この4車線化の事業費は約240億円を想定している。

 県内の別の阪和道区間や湯浅御坊道路では、すでに4車線化工事が進んでおり、今回の事業許可について仁坂吉伸知事は「4車線化の延伸を待ち望んでいた県にとって大変喜ばしい」とのコメントを出した。

公式SNS!フォローしてね!
友だち追加

アクセスランキング

趣味・娯楽

読者チャンネル

新着リリース

紀伊民報からのお知らせ